薄味で煮たごぼうに片栗粉をつけて揚げた、斬新な一品。表面を香ばしく揚げれば出来上がり。せっかく目の前に揚げ油があるのだから、もう1品なに揚げよう?それなら、冷蔵庫にある野菜がお薦め。おかずにもおつまみにもなりますよ。ちょっと手間でも、「つくってよかった!」と思うこと間違いなしの副菜を、料理研究家の重信初江先生に習いました。
ひびが入るくらいまでたたくと中までしっかり味が入り、揚げてもおいしい。時間のあるときに煮ておけばなお気軽。
ごぼう | 1本(150g) |
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〈煮汁〉 | |
だし | 1カップ |
醤油 | 大さじ2 |
味醂 | 大さじ2 |
片栗粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
七味唐辛子 | 少々 |
ごぼうは洗って肉たたきなどでひびが入るまでたたき、長さ4~5cmに切り、水に5分ほどつける。
水気をきり、煮汁の材料とともに鍋に入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして5分ほど煮る。煮汁から顔が出るときは落とし蓋をする。火を止めてそのまま冷ます。
ごぼうの汁気を拭いて片栗粉をたっぷりとまぶし、180℃の揚げ油で2分ほど揚げる。油をきって七味唐辛子をふる。
料理研究家のアシスタントを経て独立し、雑誌やテレビなどで活躍中。身近な食材を使った再現性の高いレシピに定評がある。旅行好きで韓国、台湾など旅先で出合った味をアレンジしたレシピも得意。晩ごはん献立』など著書多数。インスタグラムもおいしそう。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 最強!から揚げレシピ」に掲載したものです。
文:松原京子 写真:竹内章雄