チョコレートとココアパウダーのダブル使いが、おいしさの決め手。濃すぎず、甘すぎず、でもホットココアより奥深い味。ラム酒とシナモンのほんのりとした香りで体が緩みます。ホールケーキや蒸しケーキ、ゼリーやクッキー、チョコクリームサンドまで心がほっとするようなチョコレートのおやつを、料理研究家のムラヨシマサユキさんに教わりました。
カカオの濃厚な風味が気軽に楽しめる冬のホットドリンク。シナモンパウダーのほか、クローブ、カルダモンなどのスパイスを加えても。
製菓用チョコレート | 50g(スイート。タブレット) |
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ココアパウダー | 大さじ2 |
グラニュー糖 | 大さじ1 |
シナモンパウダー | 少々 |
水 | 大さじ2 |
牛乳 | 200ml |
ラム酒 | 小さじ1 |
小鍋にココアパウダー、グラニュー糖、シナモンパウダーを入れて泡立て器で混ぜる。
分量の水を加えて混ぜ合わせ、牛乳を加えて粉気がなくなるまでさらに混ぜる。
2を弱めの中火にかけ、湯気が上がる程度に温まったら火からおろし、チョコレートを加えて混ぜながら余熱で溶かす。
ラム酒を加えて香りをつけ、さらに泡立つくらいまでしっかりと混ぜてからカップに注ぐ。
製菓学校卒業後、パティスリー、カフェ、レストラン勤務などを経て独立。パンとお菓子の教室をスタートさせる。「家で作るからおいしい」をコンセプトに、おいしさとつくりやすさを兼ね備えたレシピづくりに余念がない研究家肌。テレビなどでも活躍中。
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のレシピ」に掲載したものです。
文:松原京子 撮影:木村拓