心がほっとするチョコレートのおやつ
ザクザク食感がたまらない"アメリカンチョコレートクッキー"

ザクザク食感がたまらない"アメリカンチョコレートクッキー"

チョコレートとナッツをたっぷり入れた、大きなサイズのチョコチャンククッキーです。ホールケーキや蒸しケーキ、ゼリーやクッキー、チョコクリームサンドまで心がほっとするようなチョコレートのおやつを、料理研究家のムラヨシマサユキさんに教わりました。

“アメリカンチョコレートクッキー”のつくり方

ザクザクした独特の食感に焼き上げるコツは、砂糖の混ぜ方にあり。
つくり方2〜3で、砂糖がジャリジャリしたままにすると焼いたときにキャラメル化して空洞ができてザクッとした食感に。
特別な道具は一切なし、手で平らにして焼くだけだから簡単です。手でならすことで表面に少し表情が出ます。ナッツはアーモンドやクルミなど好みのものを使ってOK。

材料材料 (6〜7枚分)

製菓用チョコレート100g(スイート。タブレット)
ナッツ合わせて50g(ピーカンナッツ、ピスタチオなど)
バター50g(食塩不使用)
グラニュー糖50g
きび砂糖50g
小さじ1/4
溶き卵1/2個分
バニラエッセンス1〜2滴
薄力粉90g
ベーキングパウダー小さじ1/3
重曹小さじ1/3

1下準備

チョコレート、ナッツは2cm大に刻んでおく。バターは室温にする。薄力粉、ベーキングパウダー、重曹は合わせてふるっておく。天板にオーブンペーパーを敷いておく。オーブンは180℃に予熱しておく。

2バター、砂糖類を練り合わせる

ボウルにバター、グラニュー糖、きび砂糖、塩を入れ、ゴムベラで練り合わせる。

バター、砂糖類を練り合わせる

3ざっくりと混ぜる

混ざっていればジャリジャリしたままでよい。これがおいしさのコツ。砂糖が多めなのもザクザク感のポイント。

ざっくりと混ぜる

4卵を加える

溶き卵、バニラエッセンスを加えてさらに練り混ぜる。

卵を加える

5粉類を加える

ふるっておいた粉類を加え、粉気がなくなるまで混ぜ合わせる。

粉類を加える

6チョコレートを加える

チョコレートとナッツを加え、さっくりと混ぜ合わせる。

チョコレートを加える

7やすませる

生地のでき上がり。表面に軽くラップをかけて冷蔵庫で30分ほどやすませる。

やすませる

8天板に並べる

直径5cmのディッシャーやスプーンで生地を約50gずつすくい、天板に間隔をあけて並べる。焼くと倍の大きさになるので考慮する。

天板に並べる

9仕上げ

手のひらで軽く押して表面をならし、180℃のオーブンで20〜23分焼く。天板ごとクーラーにのせて冷ます。

仕上げ
完成

教える人

ムラヨシマサユキさん 料理研究家

ムラヨシマサユキさん 料理研究家

製菓学校卒業後、パティスリー、カフェ、レストラン勤務などを経て独立。パンとお菓子の教室をスタートさせる。「家で作るからおいしい」をコンセプトに、おいしさとつくりやすさを兼ね備えたレシピづくりに余念がない研究家肌。テレビなどでも活躍中。

※この記事の内容は、四季dancyu「冬のレシピ」に掲載したものです。

四季dancyu 冬のレシピ
四季dancyu 冬のレシピ
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833480833
2021年12月15日発売/1,100円(税込)

文:松原京子 撮影:木村拓

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。