チョコレートとナッツをたっぷり入れた、大きなサイズのチョコチャンククッキーです。ホールケーキや蒸しケーキ、ゼリーやクッキー、チョコクリームサンドまで心がほっとするようなチョコレートのおやつを、料理研究家のムラヨシマサユキさんに教わりました。
ザクザクした独特の食感に焼き上げるコツは、砂糖の混ぜ方にあり。
つくり方2〜3で、砂糖がジャリジャリしたままにすると焼いたときにキャラメル化して空洞ができてザクッとした食感に。
特別な道具は一切なし、手で平らにして焼くだけだから簡単です。手でならすことで表面に少し表情が出ます。ナッツはアーモンドやクルミなど好みのものを使ってOK。
製菓用チョコレート | 100g(スイート。タブレット) |
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ナッツ | 合わせて50g(ピーカンナッツ、ピスタチオなど) |
バター | 50g(食塩不使用) |
グラニュー糖 | 50g |
きび砂糖 | 50g |
塩 | 小さじ1/4 |
溶き卵 | 1/2個分 |
バニラエッセンス | 1〜2滴 |
薄力粉 | 90g |
ベーキングパウダー | 小さじ1/3 |
重曹 | 小さじ1/3 |
チョコレート、ナッツは2cm大に刻んでおく。バターは室温にする。薄力粉、ベーキングパウダー、重曹は合わせてふるっておく。天板にオーブンペーパーを敷いておく。オーブンは180℃に予熱しておく。
ボウルにバター、グラニュー糖、きび砂糖、塩を入れ、ゴムベラで練り合わせる。
混ざっていればジャリジャリしたままでよい。これがおいしさのコツ。砂糖が多めなのもザクザク感のポイント。
溶き卵、バニラエッセンスを加えてさらに練り混ぜる。
ふるっておいた粉類を加え、粉気がなくなるまで混ぜ合わせる。
チョコレートとナッツを加え、さっくりと混ぜ合わせる。
生地のでき上がり。表面に軽くラップをかけて冷蔵庫で30分ほどやすませる。
直径5cmのディッシャーやスプーンで生地を約50gずつすくい、天板に間隔をあけて並べる。焼くと倍の大きさになるので考慮する。
手のひらで軽く押して表面をならし、180℃のオーブンで20〜23分焼く。天板ごとクーラーにのせて冷ます。
製菓学校卒業後、パティスリー、カフェ、レストラン勤務などを経て独立。パンとお菓子の教室をスタートさせる。「家で作るからおいしい」をコンセプトに、おいしさとつくりやすさを兼ね備えたレシピづくりに余念がない研究家肌。テレビなどでも活躍中。
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のレシピ」に掲載したものです。
文:松原京子 撮影:木村拓