チョコレート味の生クリームとバナナの黄金コンビでつくる、みんなが喜ぶボリューム満点のフルーツサンドイッチ。ホールケーキや蒸しケーキ、ゼリーやクッキー、チョコクリームサンドまで心がほっとするようなチョコレートのおやつを、料理研究家のムラヨシマサユキさんに教わりました。
パンの片面にラズベリージャムをしのばせることでフルーティーな甘酸っぱさが加わり、味が締まります。
1組のサンドイッチにバナナ1本半とたっぷり使うのがムラヨシ流。並べるときは、パンを切り分けたときに断面が見えるように考えておくといい。ラズベリージャムの代わりにマーマレードやブルーベリージャムでも。
食パン | 4枚(8枚切り) |
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生クリーム | 150g |
製菓用チョコレート | 40g(ミルク。タブレット) |
バナナ | 3本 |
ラズベリージャム | 適量 |
鍋に生クリーム、チョコレートを入れて中火にかけ、チョコレートが溶ける程度に温まったら火を止めて、泡立て器でよく混ぜる。
ボウルに移し、ボウルの底を氷水に当てながら8分立て(もったりとして泡立て器の跡がしっかりと残るくらい)にする。
食パンは2枚1組にし、1枚にラズベリージャムをぬり、皮をむいたバナナを3~4cm長さに切って並べる。
2の生クリームをたっぷりとのせ、パレットナイフなどでバナナが隠れるまでぬり広げ、もう1枚の食パンを重ねて軽く手で押さえる。
ラップで包み、バットなどにのせて冷蔵庫で10分ほど落ち着かせる。温めた包丁でパンの耳を切り落とし、4等分に切る。
製菓学校卒業後、パティスリー、カフェ、レストラン勤務などを経て独立。パンとお菓子の教室をスタートさせる。「家で作るからおいしい」をコンセプトに、おいしさとつくりやすさを兼ね備えたレシピづくりに余念がない研究家肌。テレビなどでも活躍中。
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のレシピ」に掲載したものです。
文:松原京子 撮影:木村拓