重すぎず、ほろっとしながらもしっとりして食べやすい、手軽に楽しめるガトーショコラです。ホールケーキや蒸しケーキ、ゼリーやクッキー、チョコクリームサンドまで心がほっとするようなチョコレートのおやつを、料理研究家のムラヨシマサユキさんに教わりました。
チョコレートとりんごの組み合わせは冬のお菓子ならでは。ここでは紅玉1個を使いましたが、ふじなどでつくっても。その場合は1/2個でOKです。
製菓用チョコレート | 80g(スイート。タブレット) |
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はちみつ | 大さじ1/2 |
バター | 80g(食塩不使用) |
グラニュー糖 | 50g |
卵 | 2個 |
薄力粉 | 60g |
ベーキングパウダー | 1g |
コーンスターチ | 15g |
★ りんごの甘煮 | |
・ りんご | 1個(紅玉) |
・ グラニュー糖 | 大さじ2 |
・ 白ワイン | 大さじ1 |
バターは1cm角に切って室温にする。薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。型にオーブンペーパーを敷いておく。オーブンは170℃に予熱しておく。
りんごは芯と種を除き、16等分のくし形に切って耐熱ボウルに入れ、グラニュー糖と白ワインをまぶす。
ラップをして電子レンジ(600W)で約3分加熱し、粗熱を取り、汁気をきる。
ボウルにチョコレートとはちみつを入れて湯煎にかけて溶かし、湯煎からはずして人肌になるまで冷ます。はちみつが生地をしっとりさせる。
別のボウルにバターを入れて泡立て器で混ぜ、グラニュー糖を加えてジャリジャリとした感触がなくなるまでよくすり混ぜる。
卵を1個ずつ加え、そのつどよく混ぜて乳化させる
4のチョコレートを加えてムラなく混ぜ合わせ、ゴムベラに持ち替えてなめらかにする。
ふるっておいた粉類、コーンスターチを加え、粉気がなくなるまで混ぜ合わせる。
型に入れ、型をトントンと落として中の空気を抜く。
3のりんごを少しずつずらしながら並べ、170℃のオーブンで40~45分焼く。
竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がりの目安。すぐに型からはずしてオーブンペーパーを取り、冷ます。
製菓学校卒業後、パティスリー、カフェ、レストラン勤務などを経て独立。パンとお菓子の教室をスタートさせる。「家で作るからおいしい」をコンセプトに、おいしさとつくりやすさを兼ね備えたレシピづくりに余念がない研究家肌。テレビなどでも活躍中。
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のレシピ」に掲載したものです。
文:松原京子 撮影:木村拓