カリカリべーコンとにんにく、赤唐辛子、ゆで卵を具にした、塩味の焼きそば。にんにくの香りと赤唐辛子の辛さが麺によくからまって美味。胡椒を効かせて仕上げたい。喉ごしがよく、食材との相性も選ばない「香港的」焼きそばを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
身近な材料だけでつくれるのが魅力。香港麺のほか、中華蒸し麺にもよく合う。また、ビーフンやそうめんチャンプルーにも。
ゆでた麺を具材と一緒に油で炒めて仕上げるタイプの焼きそば。香港麺は細いので、組み合わせる具も細切りやみじん切りにすると麺とよくからんで美味。味つけも軽めにするとバランスがとれる。
卵麺 | 3玉分(下ごしらえしたもの) |
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ベーコン | 6枚 |
ゆで卵 | 2個 |
にんにく | 1片 |
赤唐辛子 | 2本 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/2 |
胡椒 | 適量 |
ベーコンは幅3~4mmに切り、ゆで卵はみじん切りにする。にんにくはみじん切りにし、唐辛子は種を取って輪切りにする。
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったらベーコンを加えてカリカリになるまでじっくりと炒める。唐辛子、ゆで卵を加えてさらに炒める。
麺を加えて炒め合わせ、塩、胡椒で味を調える。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のレシピ」に掲載したものです。
取材:松原京子 写真:竹内章雄