魔法のたれを使っただしで里芋を煮て味を含ませておき、片栗粉をつけてカリッと揚げた一皿。心地いい食感と、里芋の中までしみた魔法のたれの味に箸が止まらない!柔軟な発想を持った東京・飯田橋にある酒場「ル ジャングレ」の有澤貴司シェフらしい、ユニークな組み合わせの豆皿つまみレシピです。
薄くて固めの衣の食感が心地いい一品。魔法のたれを含ませた里芋を揚げると、たれに入った醤油が焼きおにぎりのような香ばしさとなって美味。取り合いになるおいしさです!
里芋 | 7~8個(小ぶりのもの) |
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和風だし | 200ml |
魔法のたれ | 70ml |
片栗粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
鰹節 | 適量 |
鍋にだし、たれ、皮をむいた里芋を入れて、里芋が柔らかくなるまで煮る。
粗熱を取ったらそのまま冷蔵庫に入れ、一晩味をしみ込ませる。
里芋を取り出し、片栗粉をつけて180℃の油で3~4分、こんがり色がつくまで揚げる。
器に盛り、鰹節をかける。
ホテルのフレンチや、東京・西麻布にあるフレンチレストラン「OHARA ET CIE」などを経て、27歳のときに学芸大学で「ワイン酒場booze」を開店し大繁盛店に。その後、2016年に飯田橋に場所を移し、ナチュラルワインと日本酒が充実した「ル ジャングレ」を開店。ジャンルレスの料理と心地よい空間に、多くの人が魅了されている。
文:浅妻千映子 撮影:竹之内 祐幸