「ル ジャングレ」の豆皿つまみ
ビールにぴったりの香ばしさ!"里芋の唐揚げ"

ビールにぴったりの香ばしさ!"里芋の唐揚げ"

魔法のたれを使っただしで里芋を煮て味を含ませておき、片栗粉をつけてカリッと揚げた一皿。心地いい食感と、里芋の中までしみた魔法のたれの味に箸が止まらない!柔軟な発想を持った東京・飯田橋にある酒場「ル ジャングレ」の有澤貴司シェフらしい、ユニークな組み合わせの豆皿つまみレシピです。

里芋の唐揚げのつくり方

薄くて固めの衣の食感が心地いい一品。魔法のたれを含ませた里芋を揚げると、たれに入った醤油が焼きおにぎりのような香ばしさとなって美味。取り合いになるおいしさです!

おいしく飲むコツ
香ばしい醤油の香りに、鰹節が合う!ぜひたっぷりかけて召し上がれ。旨味がしっかりで、食感のいい揚げ物には、やっぱりビールを合わせたい。

材料材料 (つくりやすい分量)

里芋7~8個(小ぶりのもの)
和風だし200ml
魔法のたれ70ml
片栗粉適量
揚げ油適量
鰹節適量

1里芋を煮る

鍋にだし、たれ、皮をむいた里芋を入れて、里芋が柔らかくなるまで煮る。

里芋を煮る

2たれに漬ける

粗熱を取ったらそのまま冷蔵庫に入れ、一晩味をしみ込ませる。

3唐揚げ

里芋を取り出し、片栗粉をつけて180℃の油で3~4分、こんがり色がつくまで揚げる。

唐揚げ

4器に盛る

器に盛り、鰹節をかける。

完成

教える人

有澤 貴司 「ル ジャングレ」オーナーシェフ

有澤 貴司 「ル ジャングレ」オーナーシェフ

ホテルのフレンチや、東京・西麻布にあるフレンチレストラン「OHARA ET CIE」などを経て、27歳のときに学芸大学で「ワイン酒場booze」を開店し大繁盛店に。その後、2016年に飯田橋に場所を移し、ナチュラルワインと日本酒が充実した「ル ジャングレ」を開店。ジャンルレスの料理と心地よい空間に、多くの人が魅了されている。

外観
「飯田橋駅」A4出口から出て、小道を曲がると見えてくるグリーンが目印。2022年4月に改装し、カフェも併設するように。
内観
全25席(カウンター8席)。カード可。禁煙。生ビール680円、日本酒は半合500円~、グラスワイン900円~、ボトルワイン5500円~。店内にはウォークインのワインセラーがあり、ナチュラルワイン中心。

店舗情報店舗情報

ル ジャングレ
  • 【住所】東京都千代田区飯田橋4-7-4
  • 【電話番号】03-6261-6233
  • 【営業時間】18:00~22:30(L.O.)
  • 【定休日】日曜 月曜
  • 【アクセス】東京メトロほか「飯田橋駅」から2分

文:浅妻千映子 撮影:竹之内 祐幸

浅妻 千映子

浅妻 千映子 (食ライター)

大学卒業後、3年間のゼネコン勤務ののち、ライターに。雑誌やweb等で活躍。料理研究家としてレシピ開発も。著書に『江戸前握り』『パティシエ世界一』(光文社新書)など、レシピ本に『浅妻千映子キッチン』(ぴあ)、『ほめられレシピ』(主婦と生活社)がある。『東京最高のレストラン』(ぴあ)の審査員。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。