すりおろしたじゃがいもでつくるスープは、自然なとろみがつき体を芯から温めてくれます。手軽でライトなボリュームながら、存在感際立つ副菜のレシピを料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
すりおろしたじゃがいもは短時間で火が通り、しかも自然なとろみが出ます。究極のクイックアイデア。
じゃがいも | 小1個 |
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水 | 1カップ |
塩 | 小さじ1/4 |
牛乳 | 2/3カップ |
粗挽き黒胡椒 | 少々 |
鍋に水を入れて沸かし、塩を加えて溶かす。
じゃがいもは皮をむき、すりおろして1に加える。
弱火にかけてスプーンで混ぜながらとろみが出るまで煮て、牛乳を加えてのばし、ひと煮して器に盛り、胡椒をふる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、四季dancyu「秋のレシピ」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄