王道の美味しさ"オイルサーディンと玉ねぎのチーズトースト"

Name: オイルサーディンと玉葱のチーズトースト
Yield: 1人分
Ingredients: 食パン：1枚（6枚切り）; オイルサーディン：1缶（缶詰）; 玉ねぎ：1/4個（薄切り）; スライスチーズ：1枚; オリーブオイル：適量; イタリアンパセリ：適量（ざく切り）; 醤油：少々; 胡椒：少々

2022.10.20
- 連載 : 門前仲町「酒亭沿露目」の“おつまみトースト”

缶詰のオイルサーディンに玉ねぎをたっぷり合わせて、トーストと味わう。その手軽さとは裏腹に味わいは実に奥深い。ウイスキーも合うが、香ばしい麦焼酎のソーダ割りで呑むのもよし。「パンはご飯や豆腐と一緒で、幅広い味を受け入れてくれるもの。酒場のメニューに上るようなものは、たいがいトーストの具になります」と「酒亭沿露目」の店主大野尚人さん。その言葉通り、和あり、洋あり、中華風ありの、多種多様なおつまみトーストを16品習いました。さらに、大野さんお薦めの酒も合わせてご紹介。トーストの新境地がここに！

“オイルサーディンと玉ねぎのチーズトースト”のつくり方

温めたオイルサーディンはふっくらとして旨味が濃く、甘みある玉ねぎ、コクのあるチーズとともに味わうトーストの複雑なおいしさに感激必至！酒を呼ぶ、ザ・つまみトーストだ。

たっぷりの玉ねぎが大事！: 美味しさの鍵を握るのは玉ねぎ。たっぷりの量をオイルサーディンとオリーブオイルとともに加熱することで、甘味のある味わいに。醤油で旨味を、胡椒でパンチを足すのもポイントだ。

材料 (1人分)

食パン	1枚（6枚切り）
オイルサーディン	1缶（缶詰）
玉ねぎ	1/4個（薄切り）
スライスチーズ	1枚
オリーブオイル	適量
イタリアンパセリ	適量（ざく切り）
醤油	少々
胡椒	少々

1具材に火を入れる

缶詰の蓋を開け、缶詰の中身をオイルごと小さめのフライパンに入れる。玉ねぎも加え、オリーブオイルも入れて火にかける。

2食パンをトーストする

トースターで、食パンをこんがり焼いたら、6等分にカットする。

3仕上げる

①の具材を缶詰に戻し、ちぎったスライスチーズを上からのせバーナーで炙る。最後にイタリアンパセリをのせ、醤油、胡椒をかけたら完成。よく混ぜて、召し上がれ！

合わせるのは、麦焼酎のソーダ割り。グラスに麦焼酎と炭酸を1対1で注ぎ、軽くステアする。

教える人

「酒亭沿露目」店主　大野尚人

1980年、千葉県生まれ。大学時代から酒場巡りに高じる。サラリーマンになるも、飲食業への憧れから、会社を辞めて調理師専門学校で和食を学ぶ。卒業後は「銀座ＫＡＮ」や市ヶ谷の「煮込肴あて」で修行し、2013年に独立。好きで通い詰めた今は無き名酒亭「浅七」のあった門前仲町に「酒亭沿露目」を開いた。16年には同町にレモンサワーを看板にした「酒肆一村」、22年には月島にホッピーに焦点を当てた「酒房蛮殻」を展開。

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