大庭英子さんの食べ飽きない定番レシピ
香りと酸味が秀逸!"豚挽き肉とにらのすまし汁"

香りと酸味が秀逸!"豚挽き肉とにらのすまし汁"

普段のお吸い物のラインナップにはない珍しいレシピですが、一度作ったらやみつき必至。にらの香りとトマトの酸味と旨味がたまりません!料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“豚挽き肉とにらのすまし汁”のつくり方

にらの香りとトマトの軽やかな酸味と旨味が秀逸。豚肉のスープでだしいらず。

材料材料 (2人分)

豚挽き肉80g
にら30g
トマト小1/2個(50g)
サラダ油小さじ1
小さじ1
2カップ
小さじ1/4
胡椒少々

1下準備

にらは幅5mmに切る。トマトは種を取り、1cm角に切る。

2煮る

鍋にサラダ油を熱して挽き肉を入れ、ほぐすようにして炒める。酒、水を加えて煮立ってきたら火を弱めてアクを取り、塩、胡椒を加える。蓋をして弱火で10分ほど煮る。

3盛りつける

にら、トマトを入れ、ひと煮して器に盛る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の は」に掲載したものです。

手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“は”
手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“は”
A4変型判(88頁)
ISBN:9784833477734
2019年03月28日発売/ 770円(税込)

文:中村裕子 写真:松本祥孝

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。