根菜のきんぴらは栄養満点!定番の副菜です。赤唐辛子も効いた甘辛味でリピート必至です。一度につくってストックしておきたい常備菜です。料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
定番のきんぴらは覚えておくと便利です。お弁当のおかずにも使えます。赤唐辛子でピリリと辛味をきかせます。
ごぼう | 160g |
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にんじん | 50g |
赤唐辛子 | 1本 |
胡麻油 | 大さじ1 |
★ 煮汁 | |
・ だし汁 | 大さじ6 |
・ 味醂 | 大さじ1 |
・ 醤油 | 大さじ1~1と1/3 |
白煎り胡麻 | 小さじ1 |
こぼうは皮をこそげて厚さ3mmの斜め輪切りにしてからせん切りにする。水でさっと洗い、水気をよくきる。にんじんは長さ4cmのせん切りにする。赤唐辛子はへたを切って種を取り、幅5mmの輪切りにする。
フライパンに胡麻油を熱してごぼうとにんじんを中火で炒める。ごぼうがしんなりしたら赤唐辛子を加えてさっと炒める。
煮汁の材料を加えて汁気がなくなるまで炒め、胡麻をふって混ぜて仕上げる。保存容器に入れて冷蔵庫で保存する。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の は」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:野口健志