ペアリングで楽しむ楽々ワインつまみ
香り高くミルキーな美味しさ"オイスターポテト"

香り高くミルキーな美味しさ"オイスターポテト"

燻した香りがクセになる、牡蠣の燻製缶を使ったアレンジポテサラです。樽感や重みのある白ワインと好相性です。缶詰もワインも大好きな料理家、スヌ子こと稲葉ゆきえさんに前菜からデザートまで手軽にできる缶詰料理を教わりました。各つまみに合うワインも一緒にご紹介します!

“オイスターポテト”のつくり方

ミルキーな牡蠣の旨味を閉じ込めた牡蠣燻製缶をサワークリームと和える。牡蠣の風味をまとったじゃがいもは格別。特筆したいのは、牡蠣とにらミントの好相性。これにはぜひ、コクのあるワインを合わせたい。

材料材料 (つくりやすい分量)

牡蠣燻製缶2缶(140g)
じゃがいも4個
にら5本
サワークリーム大さじ3
少々
ミント適宜

1材料を混ぜる

じゃがいもはよく洗い、濡れたままラップに包み、レンジでやわらかくなるまで加熱する。熱いうちにボウルに入れて粗くほぐし、牡蠣燻製缶を汁ごとと、サワークリーム、小口切りにしたにらを加え混ぜ、塩で味をととのえる。

2仕上げ

あればミントをあしらい、混ぜて食べる。

完成

お薦めワインはボリュームのある白など

ワイン
シャルドネの厚みとクリーミーさを内包する、名前のとおりバターのようなコクを感じる白ワイン。牡蠣やサワークリームのミルキーさとよく合う。/ジャムセラーズ バター シャルドネ(中川ワイン)。

教える人

料理研究家 スヌ子(稲葉ゆきえ)

料理研究家 スヌ子(稲葉ゆきえ)

酒と料理をこよなく愛する家に育つ。出版社に勤めつつ二児を育て、料理家として独立。東京・日本橋「ギャラリーキッチンKIWI」で料理教室を主宰。手軽なのに華がある盛り上げレシピが得意。噺家・三遊亭遊雀を義兄にもち、定期的に「キウイ寄席」を開催。著書は『夜ふけのおつまみ』(KADOKAWA刊)など。ほかに「スヌ子のへべれけレシピ」(Amazonプライムビデオ)。

※この記事の内容は、「技あり!dancyu缶詰」に掲載したものです。

技あり!dancyu 缶詰
技あり!dancyu 缶詰
A4変型判(96頁)
2020年10月13日発売/800円(税抜き)

文と構成:風来青 撮影:長谷川潤