大庭英子さんの食べ飽きない定番レシピ
丼といえば"牛丼"!

丼といえば"牛丼"!

丼物の定番である牛丼の、基本のつくり方です。一度つくり方を覚えれば、具材を変えたり、つゆだくにしたりとアレンジ自由自在!料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“牛丼”のつくり方

これがなければ丼は始まらない、という絶対人気の定番丼。甘辛味の牛肉に生姜を加えて香りよく。温泉卵をくずしながら食べるのがおすすめ。

材料材料 (2人分)

牛肉150g(切り落とし)
玉ねぎ小1個
しめじ大1袋(150g)
生姜小1片分(せん切り)
サラダ油大さじ1
大さじ2
味醂大さじ2
砂糖大さじ1
醤油大さじ3
大さじ3
温泉卵2個(市販品)
熱いご飯適量
紅生姜適量

1材料の下準備

玉ねぎは縦半分に切って芯を切り取り、縦幅8mmに切る。しめじは根元を少し切り落として食べやすくほぐす。牛肉は長さ4~5cmに切る。

材料の下準備

2牛肉を炒める

鍋を油ならしし、サラダ油を加えて熱し、牛肉を入れてほぐすようにして炒める。

牛肉を炒める

3生姜としめじを加える

肉の色が変わったら、生姜を加え、ざっと混ぜてしめじを加える。

生姜としめじを加える
生姜で風味づけ!
生姜としめじを加える

4炒め合わせる

玉ねぎを加えて全体を炒め合わせる。

炒め合わせる

5調味する

玉ねぎが少ししんなりしたら、酒をふり入れ 、味醂 、砂糖 、醤油 、水を加える。

調味する

6煮て、仕上げる

煮立ってきたら、蓋をして弱火で10分ほど煮る。器に熱いご飯を盛り、煮汁ごとかけて温泉卵をのせ、紅生姜を添える。

煮て、仕上げる
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の ろ」に掲載したものです。

手ほどきdancyu 基本の ろ
手ほどきdancyu 基本の ろ
家庭の和食いろは
手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“ろ”

A4変型 判( 84 頁)
ISBN: 9784833477673
2019年02月27日発売 / 770円(税込)

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。