いろいろな種類のきのこをミックスすることで、旨味の相乗効果が!香りも食感も絶品です。料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
いろいろな種類のきのこをミックスしてつくると、歯ざわりや香りが複雑になって美味。
米 | 2合 |
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だし汁 | 適量(炊飯器の目盛りまで) |
きのこ | 合わせて300g(生椎茸、えのき茸、舞茸、しめじなど) |
酒 | 大さじ2 |
味醂 | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ3 |
米は炊く30分前に洗い、ザルにあげて水気をきり、炊飯器に入れて目盛りまでだし汁を注ぐ。
生椎茸は石突きを切り取り、縦に薄切りにする。えのき茸は根元を切り落とし、長さを2~3等分にして根元のほうは手でほぐす。舞茸は食べやすくほぐす。しめじは根元を少し切り落として長さを半分に切り、根元をほぐす。
ボウルに酒、味醂、醤油を入れ 、きのこを加えて混ぜ、10分ほどしんなりするまでおく。
炊飯器に3を汁ごと入れて普通に炊く。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の ろ」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ