酒が進む!ステーキつまみ
香ばしくこっくり味の"照り焼きステーキの胡麻よごし"

香ばしくこっくり味の"照り焼きステーキの胡麻よごし"

肉に絡みつく甘じょっぱいたれが魅力の照り焼き。せりや胡麻和えといった和風のレシピは日本酒にぴったりです。ワンパターンな味つけになりがちなステーキも、料理研究家の上田淳子さんの手にかかれば、あれよあれよという間にバリエーション豊かなつまみ変身。誰もが笑顔になる、お酒が進む豪快なステーキつまみを習いました。

“照り焼きステーキの胡麻よごし”のつくり方

日本酒の風味に寄り添う和風テイスト。

合わせるのは日本酒!
しっかり下味をつけてから照り焼きにしたステーキを、せりと一緒に胡麻和えに。さっぱりしたアメリカン・ビーフを使うと、和風の味つけによく合います。

材料材料 (2人分)

ステーキ肉1枚(300~350g)(肩ロース、厚さ1.5cm)
醤油大さじ1
味醂大さじ1
せり1束
胡麻油大さじ1/2
A
・ 醤油大さじ1
・ 味醂大さじ2
すり胡麻(白)大さじ3

1下準備

肉は筋を切り、醤油、味醂をからめて5分ほどおく。せりはさっとゆでて、長さ4cm程度に切っておく。

2焼く

フライパンを強火にかけ、熱くなったら胡麻油をひき、1の肉を片面1分を目安に両面を焼く。仕上げにAを加え、照り焼きにする。フライパンから取り出して、4分ほどおき、肉汁を落ち着かせてから一口大のそぎ切りにする。

3盛りつける

ボウルに2、せり、すり胡麻を入れてさっと和え、器に盛る。

完成

教える人

上田淳子さん 料理研究家

上田淳子 料理研究家

フランス、スイスでの料理人を経て料理研究家へ。近年はフランスワイン産地で和食の紹介も行なう。著書は『はじめてのシャルキュトリー』(河出書房新社)など多数。

※この記事は『技あり!dancyuステーキ』に掲載したものです。

技あり!dancyuステーキ
技あり!dancyuステーキ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833476683
2017年12月29日発売/880円(税込)

文:瀬川 慧 撮影:工藤睦子

瀬川 慧

瀬川 慧 (ライター)

得意分野は料理、ワイン、食文化、旅、歴史など。単行本の企画、編集、執筆に『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、『野﨑洋光の野菜料理帳』『里山に生きる「土樂」の食と暮らし』『懐石小室に教わる 一生ものの和のおかず』(家の光協会)、『和食神髄 小室光博』、『「すし」神髄 杉田孝明』(プレジデント社)などがある。