
サクサクのトンカツをソースで食べるのも美味しいけれど、煮汁がしみたしっとりトンカツも魅力的。もちろん、ご飯にのせて丼にしても旨い!料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
| 卵 | 2個 |
|---|---|
| トンカツ | 1枚(ロース、市販品など) |
| 玉ねぎ | 1/2個 |
| ★ 煮汁 | |
| ・ だし汁 | 1/3カップ |
| ・ 味醂 | 大さじ1 |
| ・ 砂糖 | 大さじ1/2 |
| ・ 醤油 | 大さじ1 |
トンカツは食べやすく切る。玉ねぎは縦1cm幅に切る。
フライパンにだし汁を煮立てて残りの調味料を入れる。
玉ねぎを入れて煮立ってきたらトンカツを並べて入れ、蓋をして弱火で2分ほど煮る。
ボウルに卵を割り入れて粗くほぐす。
中火にして溶き卵を流し入れ、軽く混ぜて30秒ほど煮て、フライパンを揺すりひと煮する。




身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の い」に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:松本祥孝