簡単!缶詰のアレンジレシピ
旨味と酸味が溶け合う"サバ水煮とトマトの汁かけ丼"

旨味と酸味が溶け合う"サバ水煮とトマトの汁かけ丼"

サバ缶の旨味とトマトの果汁が汁に溶け出し、お茶漬けのように食べられるのどんぶりに。汁を吸ったご飯も絶品です。今回は「料理するモチベーションがイマイチのときに助けてくれる存在」と、缶詰に絶大な信頼を寄せる料理研究家のきじまりゅうたさんに、さっとつくれる缶詰を使った簡単レシピを習いました。

“サバ水煮とトマトの汁かけ丼”のつくり方

サバ缶の汁とトマトの果汁で、サラサラとお茶漬けのように食べられるどんぶり。レンチンすることで、さばの脂が溶けてトマトのジュースと融合します。この汁がしみたご飯もたまらない!

材料材料 (2人分)

サバ水煮缶1缶(200g)
ご飯どんぶり2杯分
トマト1個
貝割れ菜適量
A
・ オリーブオイル大さじ1
・ にんにく小さじ1/2(すりおろし)
・ 塩小さじ1/2

1トマトの下準備

トマトは横半分に切って種を取り除き、3cm角に切る。

2トマトとサバ水煮を混ぜる

耐熱ボウルにトマト、サバ水煮を汁ごと入れ、Aを混ぜる。ラップをかけて電子レンジ(600W)で4分加熱する。

3貝割れ菜の下準備

貝割れ菜は根元を切り落とし、半分の長さに切る。

4仕上げる

どんぶりにご飯を盛って②をかけ、貝割れ菜を添える。

完成
サバ缶の汁とトマトから出た果汁を100パーセント生かしたレシピです。

教える人

きじまりゅうた 料理研究家

きじまりゅうた 料理研究家

祖母は村上昭子、母は杵島直美。多彩な家庭料理を肌で学びながら育つ。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。きじまさんにとっての缶詰は、「料理するモチベーションがイマイチのときに助けてくれる存在」。『お昼ごはんのめんレシピ!』など著書多数。

※この記事の内容は、「技あり!dancyu缶詰」に掲載したものです。

技あり!dancyu 缶詰
技あり!dancyu 缶詰
A4変型判(96頁)
2020年10月13日発売/800円(税抜き)

文と構成:佐々木香織 撮影:キッチンミノル

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。