
サバ缶の旨味とトマトの果汁が汁に溶け出し、お茶漬けのように食べられるのどんぶりに。汁を吸ったご飯も絶品です。今回は「料理するモチベーションがイマイチのときに助けてくれる存在」と、缶詰に絶大な信頼を寄せる料理研究家のきじまりゅうたさんに、さっとつくれる缶詰を使った簡単レシピを習いました。
サバ缶の汁とトマトの果汁で、サラサラとお茶漬けのように食べられるどんぶり。レンチンすることで、さばの脂が溶けてトマトのジュースと融合します。この汁がしみたご飯もたまらない!
| サバ水煮缶 | 1缶(200g) |
|---|---|
| ご飯 | どんぶり2杯分 |
| トマト | 1個 |
| 貝割れ菜 | 適量 |
| A | |
| ・ オリーブオイル | 大さじ1 |
| ・ にんにく | 小さじ1/2(すりおろし) |
| ・ 塩 | 小さじ1/2 |
トマトは横半分に切って種を取り除き、3cm角に切る。
耐熱ボウルにトマト、サバ水煮を汁ごと入れ、Aを混ぜる。ラップをかけて電子レンジ(600W)で4分加熱する。
貝割れ菜は根元を切り落とし、半分の長さに切る。
どんぶりにご飯を盛って②をかけ、貝割れ菜を添える。


祖母は村上昭子、母は杵島直美。多彩な家庭料理を肌で学びながら育つ。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。きじまさんにとっての缶詰は、「料理するモチベーションがイマイチのときに助けてくれる存在」。『お昼ごはんのめんレシピ!』など著書多数。
※この記事の内容は、「技あり!dancyu缶詰」に掲載したものです。

文と構成:佐々木香織 撮影:キッチンミノル