シャープな塩気が魅力のチーズ“テット・ドゥ・モワンヌ”を野菜スープに浮かせれば、食べごたえのある一品に。シンプルなスープが、おもてなしにもピッタリの逸品に変身します!そのまま食べても美味しいチーズに+αのアイディアで、ぐっと魅力的なつまみにアップグレードする技を、チーズ専門店の「チーズ王国」に習いました。
スイス西部はジュラ地方の修道院で生まれたハードチーズ。名前の意味は“修道士の頭”。ジロールという専用の道具で花びらのように削って味わう。シャープな香りと塩気が特徴。
テット・ドゥ・モワンヌ | 好みの量 |
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好みの野菜スープ* | 適量 |
*写真のスープは、オリーブオイルでにんにくのみじん切りとベーコン、玉ねぎを炒め、にんじん、セロリ、きのこ類を加え、かぶる量の水を注いで煮て、コンソメ(顆粒)、塩、胡椒で薄味に仕上げたもの。
野菜スープをつくり器によそう。
ジロールでテット・ドゥ・モワンヌを削り、2~3切れ浮かべる。ジロールという専用の削り器の代わりに、スライサーで薄切りにしても。
※この記事の内容は、「技あり!dancyu おつまみ」に掲載したものです。
文:安井洋子 撮影:平松唯加子 教える人:久田由美子、中澤明紀、菊地友彦「チーズ王国」