揚げ物をカラッと揚げる!
白身魚と生姜のカラッと"寄せ揚げ"

白身魚と生姜のカラッと"寄せ揚げ"

お好きな具材を入れて揚げる寄せ上げ。今回は白身魚と新生姜の辛味が旨い主役の大人の寄せ上げです。揚げ物をカラッとサクサクに仕上げるには、マヨネーズを活用しましょう!衣にマヨネーズを加えると、マヨネーズに含まれる油の温度が上がって衣にある水分が蒸発し、サクッと仕上がります。マヨネーズ衣でつくる揚げ物料理を料理研究家の大庭英子先生に習いました。

“寄せ揚げ”のつくり方

白身魚は市販のすり身を使って手軽につくってもOK。ちびっこ用には、生姜を控えめにしてマイルドに仕上げてください。

材料材料 (2人分)

白身魚1切れ(100g)
新生姜100g
きくらげもどして50g
★ 衣
・ 卵1/2個分
・ マヨネーズ大さじ1と1/2
・ 水50ml
・ 塩小さじ1/4
・ 薄力粉1/3カップ
揚げ油適量

1白身魚の下準備

白身魚は皮と骨を取る。1cm角に切ってからさらに包丁で細かくたたく。

2新生姜ときくらげの下準備

新生姜は皮のまま洗って水気をふき、長さ4cmのせん切りにする。きくらげはたっぷりの水に30分ほど浸してもどす。石突きを切り、せん切りにする。

3衣をつける

ボウルに卵を割りほぐしてマヨネーズ、塩を加えて泡立て器で混ぜる。水を加えて混ぜ、薄力粉も加えて混ぜる。

4衣と具材を混ぜる

衣に1、2、3を加えて混ぜる。

5揚げる

フライパンの深さ1/2まで油を入れて中温(170~175℃)に熱する。4を6~8等分にして丸く薄く形づくり、揚げ油に入れ、途中返しながら2~3分揚げる。

完成
サクサク寄せ揚げの完成!

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

技ありdancyu『マヨネーズ』
技ありdancyu『マヨネーズ』
グラタン、ピカタ、マヨ鶏、マヨソテー、卵焼き、洋風茶碗蒸し、フリッター、海老マヨ、チキン南蛮、レタス巻きなどなど69品。マヨネーズの旨さを生かす傑作レシピに加えて、料理をおいしくするその機能性に着目した新発見レシピを集めました。
A4変型判(88頁)
ISBN:9784833476393
2017年10月28日発売/864円(税込)

構成:中村裕子 撮影:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。