毎日でも食べたい卵のおかず。実はマヨネーズを入れるとふわふわに仕上がるんです。さらにマヨネーズが生クリームやだし汁の代わりになるから、旨味とコクも申し分なし。手間が大幅に省けて、ちゃんとおいしい卵料理を料理研究家の大庭英子先生に習いました。
生クリームの代わりにマヨネーズを使うだけで、ホテルの朝食のような、ふんわりオムレツが簡単にできます。1人分のオムレツを形よくつくるためには、直径18cmのフライパンを使うのがお薦め。写真にあるように、内側のアールを上手に利用するのがポイントです。
卵 | 4個 |
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マヨネーズ | 大さじ3 |
バター | 大さじ2 |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
ボウルに卵を割りほぐしてマヨネーズ、塩、胡椒を加えて泡だて器でざっくり混ぜる。
直径18cmのフライパンにバター大さじ1を溶かして卵液の1/2量を流し入れる。かき混ぜて半熟状になったら、向こう側から中心に向かって折り込み、火を通しながら形づくり、器に盛る。残りも同様に焼く。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 撮影:野口健志