一晩漬け込んでしっかり味がしみたスペアリブはやわらかく、炭火で焼き上げた香ばしさもたまらない。切り分けて、豪快に手で持ってかぶりつくのが最高です!開放感たっぷりの外で飲むお酒、味わうごはんは気持ちいいし、美味しいですよね。そんな「外ごはん」のために、東京・清澄白河の中華「O2」の大津光太郎さんが本気で考えた、オープンエアな美味レシピをご紹介します!
肉を漬け込んで炭火で焼くのは王道だが、調味料の配合においしさの秘密あり!玉ねぎやりんごのすりおろし、蜂蜜、黒酢に塊のまま漬け込むことで、スペアリブがやわらかくなるのだ。もちろん、カット済みのスペアリブを漬けてもOK。
豚スペアリブ | 600g(塊) |
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A | |
・ 玉ねぎ | 1/4個分(すりおろし) |
・ りんご | 1/4個分(すりおろし) |
・ 醤油 | 大さじ3 |
・ オイスターソース | 大さじ1 |
・ 黒酢 | 大さじ1 |
・ 蜂蜜 | 大さじ1 |
・ パクチー | 軽くひとつかみ(茎のみでも可) |
スペアリブにまんべんなくフォークを刺して、調味料の味が入りやすいようにする。
ファスナー付き保存袋に1を入れ、Aを加える。袋の上から手で軽くもみ込み、空気を抜いて袋の口を閉じる。冷蔵庫で一晩ねかせて、味をなじませる。
炭火の上に焼き網を置いてしっかり熱しておく。
2のスペアリブを袋から取り出し、キッチンペーパーで汁気を押さえる。網の上にのせて焼く。できるだけ炭から離し、焦げないようにこまめに返しながら焼く。
全体に焼き色がついたら、数ヶ所に金串を刺し、しっかり中まで熱くなっていることを確かめたら、取り出してやすませる。骨に沿って食べやすく切り分け、器に盛る。好みでベビーリーフ(分量外)を添える。
中国料理の名店「トゥーランドット臥龍居」で研鑽を積み、2018年、東京・清澄白河に開業。
この記事は「dancyu アウトドアクッキング 外でもおいしく!」に掲載したものです。
写真:キッチンミノル 構成:編集部