美味しい「外ごはん」をつくろう!
ジューシーな味わいと香ばしさがたまらない"椎茸とパクチーのカマンベール焼き"

ジューシーな味わいと香ばしさがたまらない"椎茸とパクチーのカマンベール焼き"

ジューシーな椎茸に、香ばしいパクチーの根っこがこんなに合うとは驚き。トロッとやわらかくなったカマンベールチーズも最高のソース!開放感たっぷりの外で飲むお酒、味わうごはんは気持ちいいし、美味しいですよね。そんな「外ごはん」のために、東京・新富町のフレンチ「ビストロシンバ」の菊地佑自さんが本気で考えた、オープンエアな美味レシピをご紹介します!

“椎茸とパクチーのカマンベール焼き”のつくり方

風味豊かな原木椎茸を見つけたら、ぜひつくってほしいレシピ。お店ではセリの根を使って提供しているが、パクチーの根も野生のにんじんみたいな滋味豊かな味わいがあり、しっかり焼くことでさらに香りもよくなる。

材料材料 (2人分)

原木椎茸2個(なければ菌床栽培のもの)
パクチー2枝
カマンベールチーズ2個(1/8カット)
オリーブオイル適量
シェリービネガー適量
4つまみ

1椎茸に包丁を入れる

椎茸は石突きを落とし、火の通りがよくなるように、軸とカサに格子状に飾り包丁を入れる。

椎茸に包丁を入れる

2パクチーを刻む

パクチーは葉と茎と根に分ける。根は茎を3cmほどつけて切る。茎と葉は別々に刻んでおく。

3火にかける

フライパン(写真では耐熱用の鉄皿を使用)にオリーブオイル大さじ1をひいて弱めの中火にかける。椎茸の軸を上にして並べ、脇にパクチーの根も並べる。塩を2つまみほどふり、さらに椎茸のカサの内側にもオリーブオイル少々をかける。

火にかける

4火を通す

少し焼けてきたら椎茸を返し、再び塩2つまみをふる。軸のほうが火が通りにくいので、長めに焼く。パクチーの根も返す。ときどき返しながら火が通るまで焼く。

火を通す

5カマンベルチーズを加える

椎茸が汗をかいて、カサの内側に汁がたまってきたら、カマンベールチーズもフライパンにのせて温める。トロッとしたら椎茸のカサの内側にのせ、パクチーの根ものせる。シェリービネガー少々をかけ、パクチーの茎を散らす。

カマンベルチーズを加える

6仕上げ

仕上げに、シェリービネガー少々とオリーブオイル少々で和えたパクチーの葉をのせる。

完成

教える人

菊地佑自 「ビストロシンバ」オーナーシェフ

菊地佑自 「ビストロシンバ」オーナーシェフ

フランスでは三ツ星店からビストロまで、幅広い経験を積み腕を磨く。2015年、新富町に同店を開業。今の季節、開放感のある窓際の席はオープンエア気分も楽しめる。

店舗情報店舗情報

ビストロシンバ
  • 【住所】東京都中央区銀座1‐27‐8
  • 【電話番号】03‐6264‐4218
  • 【営業時間】17:30~24:00(L.O.23:00)
  • 【定休日】月曜・第3火曜日
  • 【アクセス】東京メトロ「新富町駅」より3分

※この記事は「dancyu アウトドアクッキング 外でもおいしく!」に掲載したものです。

dancyu アウトドアクッキング 外でもおいしく!
dancyu アウトドアクッキング 外でもおいしく!
A4変型判(92頁)
2021年6月11日発売/880円(税込み)

写真:中垣美沙 構成:編集部