から揚げだけど、“薄切り”なので軽い食べ心地!大人も子供もついつい止まらなくなる一品です。「ごはん同盟」として活躍中の料理研究家・しらいのりこさんに、定番の鶏料理から面白い組み合わせまで、鶏料理をぐっと美味しくするコツを習いました。
下味は、まず生姜、にんにく、酒、醤油、塩をもみ込んでからしばらくねかせ、そこに小麦粉を加えてさらにもむ。こうすることで、肉に味がしみ込みます。
鶏むね肉 | 1枚(約300g) |
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★ 下味 | |
・ 生姜 | 小さじ1(すりおろす) |
・ にんにく | 小さじ1(すりおろす) |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 醤油 | 大さじ1 |
・ 塩 | 小さじ1/3 |
・ 小麦粉 | 大さじ1 |
★ 衣 | |
・ 片栗粉 | 大さじ3 |
・ パン粉 | 大さじ1と1/2(乾燥、細目) |
鶏肉は皮を取り除き、縦に2等分にしてから厚さ1cmの薄切りにする。
ポリ袋に入れ、下味用の小麦粉以外の材料をもみ込み、そのまま10分ほど置いたのち、小麦粉を加えてもむ。
バットに衣の材料をひろげ、2にまぶす。
フライパンに油(材料外)を深さ2cmほど入れて180℃に熱し、3を入れ、1分30秒ほど、上下を返しながら揚げる。
ごはん同盟調理担当。ごはんに合うおかず、日本の郷土料理、酒をこよなく愛する料理研究家。『しらいのりこの絶品!ご飯のおとも101』『ポリ袋でレンチンおかず。電子レンジでこんなにおいしい!』などの著書がある。
取材:風来 青 撮影:キッチンミノル
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 鶏肉料理もも・むね・ささみクッキング」に掲載したものです。