旬の焼きアスパラの香ばしさを卵の甘味が引き立てます。料理研究家の今井亮さんに、中華料理のエッセンスと技を加えた、迫力のある春の大皿料理を習いました。
アスパラを焼いていると、部屋いっぱいに春の香りが立ち込めます。アスパラに味はついていないので、卵とチーズをからめていただきましょう。
グリーンアスパラガス | 8本 |
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卵 | 5個 |
バター | 10g |
サラダ油 | 大さじ2 |
パルミジャーノチーズ | 適量(すりおろし) |
オイスターソース | 小さじ2 |
酒 | 小さじ1 |
塩 | 少々 |
アスパラは根本を1cm切ってから、ピーラーなどで下側1/3ほどの皮をむく。
ボウルに卵をよく溶いて、オイスターソース、酒、塩を加えて混ぜる。
フライパンにサラダ油大さじ1を入れ、弱めの中火で熱し、アスパラを並べて蓋をして3~4分焼く。途中で蓋を取り、おいしそうな焼き色がついたら上下を返して両面に焼き色をつける。火が通ったら取り出して皿に盛る。
フライパンに残りのサラダ油、バターを入れて強火で熱し、よく温まったら卵を加える。菜箸で大きく混ぜながら半熟状になったら火を止め、3のアスパラにのせる。上からパルミジャーノチーズをふる。
1986年生まれ。京都府京丹後市出身。日本海に面した地域で生まれ、大自然と大家族の中で育つ。京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。フードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。料理教室『亮飯店』主宰。著書に『美酒佳肴 中華つまみ』。
文:椙下晴子 写真:田村昌裕
この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。