すりおろした玉ねぎを入れると、クラッカーにコクがでて美味しくなります!体への負担が軽くて、それでいて、とびきりおいしい。そんなお菓子を家でつくってみませんか。材料をいくつか揃えれば、特別なことはありません。これからの家庭の定番にしたいおやつを紹介します。
家で過ごす時間が増えてから、おやつをつくる人が増えています。さらに材料の値上げラッシュも続いているので、これからも「家でつくれるものは家で」という傾向は続くかもしれませんね。
いろいろなおやつのレシピがありますが、ぜひ、卵や乳製品、白砂糖を使わないお菓子もつくってみてください。ヴィーガン菓子・料理研究家の今井ようこさんのお菓子は体への負担が少ない食材を使っていて、それでいて、しっかりおいしいのが魅力。現在発売中の『四季dancyu 春のレシピ』でも魅力的なレシピをたくさん紹介してくれています。
今回はその中から、“玉ねぎと胡麻、青のりのクラッカー”のレシピをご紹介します。「どうしても卵や乳製品を使ってはいけない」ということではなく、選択肢の一つとして、ぜひ定番にしてほしいおやつです。
A | |
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・ 薄力粉 | 60g |
・ 強力粉 | 60g |
・ てんさい糖 | 小さじ1/2 |
・ 塩 | 小さじ1/2 |
・ オリーブオイル | 大さじ2 |
白炒り胡麻 | 大さじ2 |
青のり | 大さじ1 |
玉ねぎ | 50g(すりおろす) |
塩 | 少々 |
オーブンは180℃に予熱しておく。
ボウルにAを入れて手で混ぜ、手ですり合わせてサラサラの状態にする。
胡麻、青のりを加えてゴムベラで混ぜ、玉ねぎのすりおろしを入れて混ぜる。
まとまってきたら手で混ぜ、ひとまとめにする。粉っぽさが残るようだったら水少々(分量外)を加える。
2等分にし、オーブンペーパーにのせ、ラップをかぶせてめん棒で20×20cm程度に薄くのばす。ラップを取り、フォークを全体に刺して穴をあける。
縦横4等分に切り、オーブンペーパーごと天板にのせて塩をふり、180℃のオーブンで15〜20分焼く。
ヴィーガン菓子・料理研究家
製菓学校を卒業した後、(株)サザビーリーグに入社、アフタヌーンティー・ティールームの商品企画・開発を担当。その後、独立。現在は商品開発やメニュー開発、焼き菓子の受注を行うほか、野菜料理と体にやさしいお菓子の教室「roof」主宰。
※この記事の内容は、「四季dancyu 春のレシピ」に掲載したものです。
文:松原京子 写真:邑口京一郎