すっきりとした爽やかな香り、噛むとほのかな甘味を感じる人気のハーブ、ディルを使ったシンプルな副菜です。料理研究家の植松良枝さんに、春に美味しい身近な野菜を使った、やさしい味わいの洋食を習いました。
北欧で、短い新じゃがの季節につくられる香りのいいシンプルな料理です。新じゃがはピンポン玉くらいのもので。熱々を食べるのがおすすめです。
新じゃがいも | 12個(小さめのもの) |
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ディル | 1パック |
バター | 適量 |
塩 | 適量(結晶タイプのもの) |
オリーブオイル | 適量 |
ディルはざく切りにする。
じゃがいもは皮をよく洗ってから蒸気の上がっている蒸し器に入れて15~25分(大きさによって変わる)、中心に竹串を刺してみてすっと通るものから取り出してボウルに入れ、フォークで半分に割る。
皿にごろごろと盛りつけ、バターとディルをのせ、塩とオリーブオイルをかける。
料理研究家。人気の料理教室「日々の飯事」主宰。野菜の力を最大限に生かしてつくる料理は滋味あふれる味わい。土に接して野菜の生命を育むことに喜びを感じるというだけあり、野菜のおいしさを引き出すことにも余念がない。季節の楽しみは食べることはもちろん、日々の生活のなかでもフルに生かされている。寄せ植えやリース、椅子の置き場所ひとつにも、季節の喜びを演出して心地のよい空間をつくり出す。最新刊は『一度は使ってみたい野菜で、何度でもつくりたいレシピ』(弊社刊)が発売。
構成:中村裕子 写真:野口健志
この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。