野菜たっぷり春の洋食
グリーンレリッシュの酸味が効いた"バスクバル風シーフードポテトサラダ"

グリーンレリッシュの酸味が効いた"バスクバル風シーフードポテトサラダ"

みずみずしい新じゃがを使った、軽やかなポテサラです。皮が薄くてやわらかいのも特徴で、香りのよい皮ごと使うのがおすすめです。料理研究家の植松良枝さんに、春に美味しい身近な野菜を使った、やさしい味わいの洋食を習いました。

“バスクバル風シーフードポテトサラダ”のつくり方

シーフードがたくさん入ったぜいたくなサラダです。
バル定番のソース、グリーンレリッシュはさっぱり爽やかな味わい。魚介のほか肉料理にもおすすめです。

材料材料 (4人分)

新じゃがいも300g
ボイル海老12尾
ゆでだこ80g
アンチョビ4枚(フィレ)
ツナ大1/2缶(約80g)(ファンシータイプ)
グリーンオリーブ8個
ゆで卵2~3個
大さじ1強
マヨネーズ大さじ2~3
牛乳大さじ1
★ グリーンレリッシュ(混ぜ合わせる)
・ 新玉ねぎ1/4個分(みじん切り)
・ ピーマン1個分(みじん切り)
・ 塩小さじ1/2
・ オリーブオイル大さじ3
・ 白ワインビネガー大さじ3
・ 水大さじ2

1じゃがいもを蒸す

じゃがいもは皮付きのまま、竹串がすっと通るまで25~30分蒸す。

2つぶす

熱いうちにボウルに入れ、殻をむいたゆで卵も加えてフォークで好みの粗さにつぶす。むけてきたじゃがいもの皮は取り除く。

3マヨネーズを加える

すぐに酢をふりかけてなじませ、マヨネーズと牛乳で和える。

4魚介をカットする

海老は2~3等分に切り、たこは厚さ3~5mmの薄切りに、アンチョビは2~3等分に切る。

5仕上げ

4、ツナ、オリーブを3に加えて混ぜ合わせ、器に盛ってグリーンレリッシュ適量をかける。

完成

教える人

植松良枝 料理研究家

植松良枝 料理研究家

料理研究家。人気の料理教室「日々の飯事」主宰。野菜の力を最大限に生かしてつくる料理は滋味あふれる味わい。土に接して野菜の生命を育むことに喜びを感じるというだけあり、野菜のおいしさを引き出すことにも余念がない。季節の楽しみは食べることはもちろん、日々の生活のなかでもフルに生かされている。寄せ植えやリース、椅子の置き場所ひとつにも、季節の喜びを演出して心地のよい空間をつくり出す。最新刊は『一度は使ってみたい野菜で、何度でもつくりたいレシピ』(弊社刊)が発売。

構成:中村裕子 写真:野口健志

この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「春のキッチン」
四季dancyu「春のキッチン」
A4変型判(120頁)
2021年3月13日発売/1100円(税込み)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。