香り高いモロッコの家庭料理
おつまみに最高なモロッコの屋台串"メシュイ&ケフタ"

おつまみに最高なモロッコの屋台串"メシュイ&ケフタ"

モロッコの定番屋台料理メシュイ(羊の丸焼きや串焼き)とケフタ(ミートボール)をご紹介します。スパイス、レモン、ハーブなど異国情緒あふれる香りの多重奏が魅力のモロッコ料理を、料理研究家の口尾麻美さんに教えてもらいました。

“メシュイ&ケフタ”のつくり方

屋台の花形は煙がモクモクの焼き物の屋台。多くの観光客や地元の人でにぎわいます。メシュイ(羊の丸焼きや串焼き)やスパイスのきいたケフタ(ミートボール)は、日本ならおつまみに最高。ケフタは屋台では塊肉をミンチにして網で挟んで炭火焼きにしたり、鉄板で焼くことも。ホブスにサンドしても美味。屋台式の素朴なトマトソースを添えてどうぞ。

材料材料 (2~3人分)

●メシュイ
羊肉*250g(塊)
★ シャルムーラ
・ 赤玉ねぎ1/4個(みじん切り)
・ にんにく小さじ1(すりおろし)
・ クミンパウダー小さじ1
・ パプリカパウダー小さじ1
・ ブラックペッパー小さじ1/2
・ カイエンペッパー小さじ1/4
・ 塩小さじ1~1と1/2(好みで加減する)
・ コリアンダー大さじ1(みじん切り)
・ イタリアンパセリ大さじ1(みじん切り)
・ レモン汁大さじ1
・ オリーブオイル大さじ2
つけ合わせのフライドポテト適量
●屋台のトマトソース
トマト1個
玉ねぎ1/4個
ピーマン*2少々(みじん切り)
A
・ 塩小さじ1~1と1/2(好みで加減する)
・ レモン汁大さじ1
●ケフタ
牛挽き肉250g
B
・ 玉ねぎ大さじ2(みじん切りまたはすりおろし)
・ クミンパウダー小さじ1
・ パプリカパウダー小さじ1/2
・ 塩小さじ1
・ コリアンダー大さじ1(みじん切り)
・ イタリアンパセリ大さじ1(みじん切り)
・ オリーブオイル大さじ2

*羊肉の代わりに、牛肉、鶏肉でもよい。
*2ピーマンの代わりに青唐辛子やししとうを入れてもよい。

1メシュイの下ごしらえ

羊肉は2cm角に切り、材料をすべて混ぜ合わせたシャルムーラをよくもみ込んで30分ほどおく。

2トマトソースをつくる

トマトは皮が入らないようにすりおろし、玉ねぎもすりおろす。ピーマン、Aを混ぜる。

3メシュイを焼く

1の肉を串に刺し、グリルパンや網で焼く。

4ケフタをつくる

ボウルに挽き肉とBを入れ、よくこねてから小さめの小判形にする。グリルパンまたは網を熱し(フライパンでもよい)、両面を香ばしく焼いて、メシュイやフライドポテトとともに器に盛り、屋台のトマトソースを添える。

完成

教える人

口尾麻美 料理研究家

口尾麻美 料理研究家

アパレルの仕事を経て料理の道へ。世界各国へ旅をし、インスピレーションを受けた料理をイベントや料理教室で紹介。モロッコのほか、トルコやリトアニア、台湾などをテーマにした著書がある。

文:鹿野真砂美 写真:宗田育子

※この記事の内容は、四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「冬のキッチン」
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A4変型判(120頁)
2020年12月10日発売/1,000円(税抜き)
鹿野 真砂美

鹿野 真砂美 (ライター)

1969年東京下町生まれ。酒と食を中心に執筆するフリーライター。かつて「dancyu」本誌の編集部にも6年ほど在籍。現在は雑誌のほか、シェフや料理研究家のレシピ本の編集、執筆に携わる。料理は食べることと同じくらい、つくるのも好き。江戸前の海苔漁師だった祖父と料理上手な祖母、小料理屋を営んでいた両親のもと大きく育てられ、今は肉シェフと呼ばれるオットに肥育されながら、まだまだすくすく成長中。