白いごはんに合うアボカドレシピ
レモンの酸味が効いた"アボカドの豚肉巻き照り焼き"

レモンの酸味が効いた"アボカドの豚肉巻き照り焼き"

甘酸っぱくてほっこりしたアボカドを楽しむレシピです。アボカドを「豆腐」のように使って、ご飯がすすむおかずに仕上げます。甘辛味はもちろん、焼いたり、煮たり、揚げたりと、いろいろな調理にオールマイティーに使えるアボカドレシピを、料理研究家の大庭英子先生に習いました。

アボカドの豚肉巻き照り焼きのつくり方

アボカドに豚肉を巻いて照り焼きに。予想どおり安定のおいしさです。味のポイントはレモン。輪切りにして具のひとつとして加えると、酸味が味わいを深くしてくれます。

材料材料 (2人分)

アボカド大1個(350g)
豚もも肉6枚(150g)(薄切り)
片栗粉適量
レモン2/3個
サラダ油大さじ1
★ 【調味料】
・ 酒大さじ2
・ みりん大さじ2
・ 砂糖大さじ1と1/2
・ 醤油大さじ2

1アボカドの下準備

アボカドは縦半分にして種を取り、縦 3等分のくし形に切り、皮をむく。

2巻く

豚肉をまな板に縦長に並べて表面に片栗粉を刷毛で薄く塗り、手前にアボカドを置いてくるくると巻く。

3レモンの下準備

レモンは皮をむき、厚さ5mmの輪切りにして種を取る。

4焼く

フライパンにサラダ油を熱して 2 の豚肉の表面に片栗粉を薄くまぶしながら入れる。中火で全体に焼き目をつけてからレモンを加え、蓋をして弱火で2分ほど蒸し焼きにする。

5煮からめる

酒をふり、残りの調味料を加えてフライパンを揺すりながら全体にからめ、照りが出たら出来上がり。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。

使えるdancyuアボカド
使えるdancyuアボカド
A4変型 判( 88 頁)
ISBN: 9784833479349
2020年11月16日発売 / 880円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。