アボカドを「豆腐」のように使って、ご飯がすすむおかずに仕上げます。甘辛味はもちろん、焼いたり、煮たり、揚げたりと、いろいろな調理にオールマイティーに使えるアボカドレシピを、料理研究家の大庭英子先生に習いました。
定番の鶏つくねの相棒として抜擢。ぐ~んとボリュームアップ。そしてアボカドの緑も照りに映えて、茶色のおかずが元気色に変身しました。照り焼きは見た目も食欲をそそります。ご飯がすすむ筆頭のおかずはテリテリ照り焼き。
お弁当にもおすすめです。
アボカド | 350g(大1個) |
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★ 【挽き肉だね】 | |
・ 鶏挽き肉 | 200g |
・ 長ねぎ | 大さじ3(みじん切り) |
・ 生姜汁 | 小さじ1/2 |
・ 水 | 大さじ1 |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 醤油 | 小さじ1 |
・ 片栗粉 | 大さじ1/2 |
サラダ油 … 大さじ1/2 | |
★ 【調味料】 | |
・ 酒 | 大さじ2 |
・ みりん | 大さじ2 |
・ 砂糖 | 大さじ1/2 |
・ 醤油 | 大さじ2 |
挽き肉だねの材料をボウルに入れ、手で粘りが出るまでよく混ぜる。6等分にして水で濡らした手で丸く薄く形づくる。
フライパンにサラダ油を熱してつくねを入れて中火で2分ほど焼き、裏に返して1分ほど焼き、蓋をして弱火で2分ほど蒸し焼きにして火を通す。
その間にアボカドの下準備をする。アボカドは縦半分に切り込みを入れ、ひねりながら二つに分け、種を取って皮をむく。縦半分に切ってから横3~4等分に切る。
フライパンにアボカドを加えてさっと炒め合わせ、酒をふり、残りの調味料を加え、フライパンを揺すりながら全体にからめ、ツヤが出たら出来上がり。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。