ついにすべてのつまみが完成します。食いしん坊倶楽部のオンラインイベント・dancyu Live!キッチン第9回でご紹介した、料理研究家の川津幸子さんと部長・植野のつまみレシピをご紹介します!
スペイン出身の名料理人、ホセさん直伝。じゃがいもの代わりにポテトチップスでつくるトルテージャ(スペイン風オムレツ)を、植野部長がスクランブルエッグにアレンジした一品だ。驚くほどちゃんとじゃがいもの味がする優しいおいしさで、ワインに最高!
卵 | 3個 |
---|---|
ポテトチップス | 適量(塩味) |
オリーブオイル | 適量 |
パルミジャーノチーズ | 適量 |
黒胡椒 | 適量 |
ボウルに卵を溶き、ポテトチップスを手でくだきながら加え、混ぜる。
フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、1を流し入れ、半熟のスクランブルエッグにする。
器に2を盛り、すりおろしたチーズをたっぷりふり、オリーブオイル、胡椒をかける。
焼きバナナにカリカリのパン粉をふりかけたスイーツつまみだ。カレー粉がほんのり香るオリエンタルな味わいで、ウイスキーの水割りなどにも合いそう。
バナナ | 1本 |
---|---|
バター | 適量 |
黒胡椒 | 適量 |
★ <カレーパン粉> | |
・ パン粉 | 適量 |
・ カレー粉 | 適量 |
・ 塩 | 適量 |
・ オリーブオイル | 適量 |
フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、パン粉をじっくり炒る。きつね色になったら、塩とカレー粉を加え混ぜ、容器に取り出す。
フライパンにバターを溶かし、5mm幅に切ったバナナを軽く色づくまで焼く。
器にバナナをのせ、カレーパン粉をたっぷりかけ、胡椒をふる。
旨味の塊、パルミジャーノチーズをすりおろしてせんべい状に焼いたワインのお供。黒胡椒が抜群に合うけれど、今回は青海苔で磯の風味をプラス。和洋折衷のアテで日本酒も進む味わいに。
パルミジャーノチーズ | 適量(すりおろす) |
---|---|
青海苔 | 適量 |
フライパンを中火で熱し、パルミジャーノチーズを円形になるよう振り入れて焼く。チーズが溶けてきたら、青のりを全体的にふりかけ、せんべいのようにパリッとしてきたら出来上がり。
油の代わりにマヨネーズで豆腐を炒めた、コクのある炒り豆腐である。やんわりとして口当たりなめらか。かと思えば、黒胡椒や粉山椒で口の中が引き締まるメリハリある味わいで、ビールによし、焼酎によし。
木綿豆腐 | 1丁 |
---|---|
ツナ | 1缶 |
マヨネーズ | 適量 |
塩 | 適量 |
白胡麻 | 適量 |
黒胡椒 | 適量 |
粉山椒 | 適量 |
フライパンを中火で熱し、マヨネーズ大さじ2~3程度を入れ、豆腐を手で崩し入れる。ツナ、塩も加え、ヘラで混ぜる。
器に盛り、白胡麻、黒胡椒、粉山椒をふる。
かまぼこさえあれば、酔っていてもつくれる手軽な一品。酒で煮た海苔ソースが秀逸な、蕎麦屋の品書きにありそうな粋な酒肴だ。礒の風味につられて、日本酒がするする進んでしまいそう。
かまぼこ | 適量 |
---|---|
わさび | 適量 |
★ <海苔ソース> | |
・ 焼きのり | 1枚 |
・ 酒 | 約100ml |
・ 醤油 | 適量 |
鍋に酒を入れて中火にかけ、煮きる。アルコールが飛んだら醤油を加え、焼き海苔を手でちぎり入れる。海苔が溶けるまで煮たらソースの完成。
器にかまぼこを並べ、海苔ソースをかけて、わさびをのせる。
文:安井洋子 撮影:赤澤昂宥