ワインにぴったりの定番おつまみですが、川津先生のポイントを守ってつくると、さらにおいしいつまみに変身します!食いしん坊倶楽部のオンラインイベント・dancyu Live!キッチン第9回でご紹介した、料理研究家の川津幸子さんと部長・植野のつまみレシピをご紹介します。
「スペインはガリシア州の名物料理なんです」。そういって川津さんがパパッとつくってくれたのは、タコと相性抜群のじゃがいもをたっぷりのドレッシングで味わうひと皿だ。おいしくつくるポイントはひとつ。味がボヤけないよう、じゃがいもをゆでたら粉ふきにして水分を飛ばすこと。そうすれば、タコといもの旨味がぎゅっと詰まった味に仕上がる。
タコのくにゅくにゅ、じゃがいものホクホクとした食感の妙も堪能できるつまみで、華やかな香りの白ワインと合わせたら最高だ。
ゆでタコ | 150~200g |
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じゃがいも | 2個 |
玉ねぎ | 1/8個 |
パプリカパウダー | 少々 |
★ <ドレッシング> | |
・ オリーブオイル | 1/4カップ |
・ 白ワインビネガー | 大さじ1と1/2 |
・ 塩 | 小さじ1/6 |
・ 胡椒 | 少々 |
じゃがいもは皮をむき、ひと口大に切ってゆでる。柔らかくなったら、ゆで汁をきって鍋に戻し入れ、中火にかけて揺すりながら表面の水分を飛ばし、粉ふきいもにする。
ボウルにドレッシングの材料のビネガー、塩、胡椒をよく混ぜてから、オリーブオイルを混ぜる。薄切りにしたタコ、みじん切りにした玉ねぎを加えて和える。
器に①を並べ、②をのせて、パプリカパウダーをふる。
文:安井洋子 撮影:赤澤昂宥