シンプルな炒めものですが、卵の旨味と豆苗、きくらげの食感が絶妙に合わさった魅力的なおかずです。料理名を聞けば、すぐに味を思い浮かべられる安心、安定のおいしさをもった、定番おかず&副菜を大庭英子先生に教えてもらいました。
豆苗とはえんどう豆の若葉のこと。一年中安定して手に入り、βカロテンやビタミン類が豊富な優秀な野菜です。卵ときくらげと炒めて彩りよく。
卵 | 2個 |
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豆苗 | 1袋 |
きくらげ | 5g(もどして50g)(乾燥*) |
サラダ油 | 大さじ1と1/2 |
塩 | 小さじ1/5 |
胡椒 | 少々 |
*水に30分ほどつけてもどす。
きくらげは水につけてもどす。豆苗は根元を切り落として洗い、長さを3等分に切る。卵はボウルに割りほぐす。
フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、卵を一度に流し入れ、大きくかき混ぜ、火が通ったら取り出す。
フライパンをさっと拭き、サラダ油大さじ1を熱して豆苗を入れ、強火でさっと炒め、きくらげを加えて炒める。
塩、胡椒を加えて調味し、炒り卵を戻し入れて炒め合わせる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ
この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。