秋の定番おかず&副菜レシピ
心地よい食感と卵の旨味をシンプルに味わう"卵と豆苗、きくらげの炒め物"

心地よい食感と卵の旨味をシンプルに味わう"卵と豆苗、きくらげの炒め物"

シンプルな炒めものですが、卵の旨味と豆苗、きくらげの食感が絶妙に合わさった魅力的なおかずです。料理名を聞けば、すぐに味を思い浮かべられる安心、安定のおいしさをもった、定番おかず&副菜を大庭英子先生に教えてもらいました。

“卵と豆苗、きくらげの炒め物”のつくり方

豆苗とはえんどう豆の若葉のこと。一年中安定して手に入り、βカロテンやビタミン類が豊富な優秀な野菜です。卵ときくらげと炒めて彩りよく。

材料材料 (2人分)

2個
豆苗1袋
きくらげ5g(もどして50g)(乾燥*)
サラダ油大さじ1と1/2
小さじ1/5
胡椒少々

*水に30分ほどつけてもどす。

1下ごしらえ

きくらげは水につけてもどす。豆苗は根元を切り落として洗い、長さを3等分に切る。卵はボウルに割りほぐす。

2卵に火を通す

フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、卵を一度に流し入れ、大きくかき混ぜ、火が通ったら取り出す。

3豆苗を炒める

フライパンをさっと拭き、サラダ油大さじ1を熱して豆苗を入れ、強火でさっと炒め、きくらげを加えて炒める。

4仕上げ

塩、胡椒を加えて調味し、炒り卵を戻し入れて炒め合わせる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 秋のキッチン
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A4変型判(120頁)
ISBN:9784833479097
2020年09月11日発売/1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。