秋の定番おかず&副菜レシピ
青じそが爽やかに香る"鮭の塩焼き"

青じそが爽やかに香る"鮭の塩焼き"

鮭の美味しさをオーソドックスに楽しむならやはり塩焼き!大根おろしにアクセントを加えることで、爽やかな一品になります。料理名を聞けば、すぐに味を思い浮かべられる安心、安定のおいしさをもった、定番おかず&副菜を大庭英子先生に教えてもらいました。

“鮭の塩焼き”のつくり方

秋に旬を迎える鮭。青じそを混ぜた大根おろしは香りがよくて食欲をそそります。ポン酢でさっぱりと。

材料材料 (2人分)

生鮭2切れ(切り身)
少々
れんこん小4cm
生椎茸2個
大根5cm
青じそ4枚
サラダ油少々
ポン酢大さじ2

1下ごしらえ

生鮭は室温にもどして、両面に軽く塩をふる。

2野菜をカットする

れんこんは皮をむいて厚さ1cmの輪切りにして水で洗い、水気を拭く。生椎茸は石突きを切り落として軸のまま縦半分に切り、サラダ油をからめる。

3焼く

ガス台のグリルを熱し、鮭の水気を拭いて並べ、まわりにれんこん、椎茸をのせて8~10分焼き、器に盛り合わせる。

4仕上げ

大根は皮をむいてすりおろし、軽く水気をきってボウルに入れる。青じそは軸を切り、縦半分に切って重ねてせん切りにして大根おろしに加えて混ぜる。鮭に大根おろしをのせてポン酢をかける。

仕上げ

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 秋のキッチン
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A4変型判(120頁)
ISBN:9784833479097
2020年09月11日発売/1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。