食欲を刺激する秋の食材レシピ
甘味と酸味のバランスが絶妙な"小松菜のサラダひじきドレッシング"

甘味と酸味のバランスが絶妙な"小松菜のサラダひじきドレッシング"

小松菜を和風サラダに仕上げました。葉がやわらかい今の時期にぜひお試しあれ。冬のイメージが強い青菜ですが、秋から旬を迎える青菜もあるのです。まだ葉がやわらかく、香りもやさしい秋の青菜。秋ならではのおいしい食べ方を植松良枝さんに教えてもらいました。

“小松菜のサラダひじきドレッシング”のつくり方

寒さがやってくる前のやわらかな葉は思いきってサラダで!熱々に熱したひじきドレッシングをジャッとかけると、時間とともにおひたしのようにも食べられておすすめです。

材料材料 (2~3人分)

小松菜1束(約250g)
にんじん50g
紫キャベツ80g
白煎り胡麻小さじ1
★ ひじきドレッシング
・ 芽ひじき10g
・ めんつゆ1/4カップ(ストレート)
・ 酢大さじ2
・ 胡麻油大さじ2

1野菜の下ごしらえ

小松菜は長さ3~4cmに切り、にんじんと紫キャベツはせん切りにして合わせてボウルに入れる。

2ひじきドレッシングをつくる

芽ひじきは水で3~5分もどし(もどしすぎに注意)、ザルにあげて水気をしっかりきる。熱したフライパンに胡麻油をひき、ひじきを強火で炒め、油がなじんだらめんつゆと酢を加えてひじきに味を含ませながら20~30秒炒める。ドレッシングはつくり置き可能。電子レンジで温めて使うとよい。

3仕上げ

熱々のひじきドレッシングを1に回しかけて全体を和え、胡麻をふる。

完成

教える人

植松良枝

植松良枝 料理研究家

料理研究家。人気の料理教室「日々の飯事」主宰。自ら畑を耕すほどの野菜好き。野菜の旬をいち早く察知し、料理をつくる。みなぎる野菜の力に、つくり手の食いしん坊パワーがプラスされた料理は、食べ手の鼻と舌を魅了する。食を通して季節の移り変わりを提案。また、花や雑貨と料理のコラボレーションの提案や数々のイベント企画など、活動は多岐にわたる。近著に『春夏秋冬ふだんのもてなし』(KADOKAWA刊)がある。

構成:中村裕子 写真:野口健志

この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 秋のキッチン
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A4変型判(120頁)
ISBN:9784833479097
2020年09月11日発売/1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。