甘酒で栄養補給!
まろやかさとコクをプラス!"甘酒の和風スクランブルエッグ"

まろやかさとコクをプラス!"甘酒の和風スクランブルエッグ"

甘酒は飲み物やお菓子以外にも、調味料として活躍してくれます。いつもの卵料理に足すだけで、ぐんとコク深くなります。冬のイメージがある甘酒ですが、実は栄養豊富で夏バテ防止にぴったりなアイテムなのです。料理研究家の植松良枝さんに酷暑を乗り切る甘酒レシピを教えてもらいました。

“甘酒の和風スクランブルエッグ”のつくり方

甘酒のおだやかな甘味をプラスすると、まろやかでコクが増して、断然おいしくなります。
トマトの赤が映えた元気色。もちろんプレーンもおすすめです。

材料材料 (2人分)

★ 卵液
・ 溶き卵3個分
・ 醤油小さじ1
・ 甘酒大さじ3
・ 塩ひとつまみ
プチトマト6個
オリーブオイル適量

1下ごしらえ

卵液の材料を混ぜ合わせる。プチトマトのへたを取って横半分に切る。

2仕上げ

しっかりと熱したフライパンにオリーブオイル小さじ2をひき、プチトマトと卵液を加えて好みの半熟になるまで大きく混ぜながら加熱し、スクランブルエッグをつくる。オリーブオイルをかけていただく。

完成

教える人

植松良枝 料理研究家

植松良枝 料理研究家

料理研究家。人気の料理教室「日々の飯まま事ごと」主宰。自ら畑を耕すほどの野菜好き。野菜の旬をいち早く察知し、料理をつくる。みなぎる野菜の力に、つくり手の食いしん坊パワーがプラスされた料理は、食べ手の鼻と舌を魅了する。食を通して季節の移り変わりを提案。また、花や雑貨と料理のコラボレーションの提案や数々のイベント企画など、活動は多岐にわたる。近著に『春夏秋冬ふだんのもてなし』(KADOKAWA刊)がある。

構成:中村裕子 写真:野口健志

この記事は四季dancyu「夏のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 夏のキッチン
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2020年06月11日発売 / 1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。