夏に食べたいひんやりデザートレシピ
爽やかな酸味と甘味がたまらない"トマトゼリー"

爽やかな酸味と甘味がたまらない"トマトゼリー"

真っ赤に輝く華やかなデザートです。トマトのおいしさを丸ごとそのまま味わえます。料理研究家の大庭英子さんに、簡単にできて満足感たっぷりのひんやりデザートを教えてもらいました。

“トマトゼリー”のつくり方

トマトを丸ごと使ってつくるさっぱりとした夏のデザートです。トマトのおいしさをぷるんとした食感で味わえるので、ぜひお試しあれ。

材料材料 (2人分)

トマト完熟2個(正味150g)
1/2カップ
グラニュー糖40g
少々
粉ゼラチン小さじ2
ゼラチンをふやかす水大さじ2
レモン汁大さじ2
ミニトマト2個

1ゼラチンをふやかす

粉ゼラチンは分量の水にふり入れてふやかす。

2トマトの下ごしらえ

トマトはへたを切り取り、熱湯にさっと通して冷水にとって皮をむき、横半分に切って種を取る。

3ピューレ状にする

フードプロセッサーにトマトを入れてピューレ状にする。

4溶かす

鍋に水、グラニュー糖、塩を入れて弱めの中火にかけて煮溶かし、火を止めて1を入れて混ぜて溶かす。

5固める

トマトを加えて混ぜ、万能こし器でこしてレモン汁を加えて混ぜる。グラスに流し入れてミニトマトを入れ、冷蔵庫で冷やし固める。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:鈴木泰介

この記事は四季dancyu「夏の食卓。」に掲載したものです。

夏の食卓。
四季dancyu「夏の食卓。」
A4変型 判( 116 頁)
ISBN: 9784833477079
2018年6月5日発売 / 1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。