きゅうりの食感にオイルサーディンの旨味、そこに香辣醤の辛味が加わると、ユニークで複雑な味わいに仕上がります。日本一と称されるハイボールが有名な「ロックフィッシュ」店主の間口一就さんに、家呑みがぐっと楽しくなるつまみレシピを教えてもらいました。
似た料理はよくありますが、ここで台湾の調味料が威力を発揮。香辣醤のおかげで辛さ以外に旨味たっぷりで、オイルサーディンと一緒に食べると最高。ちょっと時間をおいてしんなりさせるのもおすすめです。
きゅうり | 3本 |
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オイルサーディン | 1缶 |
麺つゆ | 小さじ2(3倍希釈) |
香辣醤※ | 大さじ1 |
胡椒 | 少々 |
※豆板醤をベースに花椒(ホアジャオ)、八角、胡麻など複数の香辛料をブレンド。麻婆豆腐に入れたり薬味としても活躍しますが、冷たい和え物などにぴったりです。旨味があるので辛味だけではない複雑な味わいになります。
きゅうりは、端を切り落とし、まな板の上に置いて、少しずつ回転させながらすりこ木などでたたく。きゅうりが飛び散らない程度の力で、全体に割れ目が入るまでたたいたら、食べやすい大きさに手で割る。
1をボウルに移し、麺つゆ、香辣醤、油をきったオイルサーディンを加えて、さっくりと和える。皿に盛って胡椒をかける。
簡単であっ!といわせるオリジナルレシピの達人。何かにハマるととことん突き詰める凝り性。缶詰や麺など興味あるジャンルは多彩。
写真:キッチンミノル 文:編集部
この記事は四季dancyu「夏の食卓。」に掲載したものです。