皮で包んで揚げる春巻きは実はいろいろ楽しめるお料理なのです。中華の定番春巻きとは違い、旬の具材をそのまま包むので手軽につくれます。植松良枝さんが主宰する料理教室で登場する季節ごとに食べたい、つくりたい料理のレシピをご紹介します。ぜひ、つくってみて季節のおいしさを味わってみてください!
スペインで食べたいわしの天ぷらのイメージを再現。いわしのしっかりした味とやわらかな食感に合わせた衣にしています。
真いわし | 2尾分(三枚おろしのもの) |
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赤ピーマン | 1個 |
春巻き皮 | 4枚 |
★ 卵液 | |
・ 卵 | 1個 |
・ 小麦粉 | 大さじ1 |
・ 水 | 大さじ1 |
揚げ油 | 適量 |
★ アイオリソース | (混ぜ合わせる) |
・ マヨネーズ | 大さじ1と1/2 |
・ にんにく | 少々(すりおろし) |
塩 | 少々 |
スモークパプリカパウダー | 適宜(あれば) |
春巻きの皮は三角形になるよう半分に切る。卵液の卵をしっかりと溶きほぐし、水で溶いた小麦粉を混ぜ合わせる。
いわしは斜め細切りにする。赤ピーマンは縦半分に切ってへたと種を取り除き、斜め細切りにする。
春巻きの皮でいわしと赤ピーマンを包み、小麦粉と水各適量(分量外)を練ってつくったのりをつけて留める。
揚げ油を中温(170℃)に熱し、3を卵液にくぐらせて入れ、きつね色になるまで揚げる。しっかり油を切り、熱々のうちに塩をふる。
4を皿に盛り、あればスモークパプリカパウダーをふったアイオリソースを添える。
季節を料理だけでなく、生活にも取り入れながら暮らす料理研究家。大人気の料理教室「日々の飯事」を主宰。母になってからは、日々成長する子供にも季節を映すようになったとか。子育てしていても食に対する想いは増すばかり、と女友達のバックアップを受けながら、親子での台湾「食」の旅を敢行。初夏には、1人メンバーが増えた喜びを噛みしめながら親子3人でバスク地方に出かけ、たくさんの収穫を得て帰国。
構成:中村裕子 写真:野口健志
※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。