旬のとうもろこしを炊き込んだ、ほんのり甘いご飯です。みょうがや青柚子の皮で香りのアクセントをつけると爽やかさも加わって上品な味わいになります。植松良枝さんが主宰する料理教室で登場する季節ごとに食べたい、つくりたい料理のレシピをご紹介します。ぜひ、つくってみて季節のおいしさを味わってみてください!
とうもろこしの芯、ひげ根は旨味が強いので、その旨味を有効活用。炊いているときから、とうもろこしの香りが部屋中に広がります。
とうもろこし | 2本 |
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米 | 2合 |
淡口醤油 | 大さじ2 |
酒 | 大さじ2 |
みょうが | 3個(好みで) |
青柚子の皮 | 適宜(好みで(すりおろし)) |
とうもろこしは長さを半分に切る。実と実の間に包丁を深くさし込み、手首をくるっと回して1列分実をはずし、そこを基点にしてすべての実をはずす。ひげ根は茶色い先端の部分を切り落とし、長さ1cmに切る。
炊飯器に洗った米、醤油、酒を入れ、水を2合の目盛りより少し多めに入れる。芯、ひげ根、とうもろこしの実を加え、普通に炊く。
みょうがは縦4等分に切ってから幅5mmに切る。ご飯を器に盛り、好みでみょうがや青柚子をあしらう。
季節を料理だけでなく、生活にも取り入れながら暮らす料理研究家。大人気の料理教室「日々の飯事」を主宰。母になってからは、日々成長する子供にも季節を映すようになったとか。子育てしていても食に対する想いは増すばかり、と女友達のバックアップを受けながら、親子での台湾「食」の旅を敢行。初夏には、1人メンバーが増えた喜びを噛みしめながら親子3人でバスク地方に出かけ、たくさんの収穫を得て帰国。
構成:中村裕子 写真:野口健志
※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。