香味野菜を使った夏らしさ満載のお寿司です。ヅケにしたまぐろの旨味とみょうがの香りと刺激が絶妙にマッチします。植松良枝さんが主宰する料理教室で登場する季節ごとに食べたい、つくりたい料理のレシピをご紹介します。ぜひ、つくってみて季節のおいしさを味わってみてください!
手こね寿司は旬のかつおやあじもおすすめです。まぐろと同様にづけにしてつくってください。
★ まぐろのづけ | |
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・ まぐろ | 約200g(サク) |
・ 醤油 | 大さじ2 |
・ みりん | 大さじ2 |
熱々のご飯 | 2合分 |
★ すし酢 | |
・ 酢 | 大さじ4 |
・ 砂糖 | 大さじ2 |
・ 塩 | 小さじ1と1/2 |
A | |
・ 白煎り胡麻 | 大さじ1と1/2~2 |
・ 生姜 | 2片分(みじん切り) |
・ あさつき | 3~4本分(または小ねぎ。小口切り) |
★ 薬味 | |
・ みょうが | 3個 |
・ 青じそ | 6~8枚 |
もみのり | 適量 |
白煎り胡麻 | 適量 |
小鍋にみりんを入れて火にかけ、アルコール分をとばし、醤油と合わせて冷まして漬け汁をつくる。まぐろは厚さ5mmの薄切りにしてバットに入れ、漬け汁を回しかけて20分ほどおく。
炊き上がったご飯を飯台や大きい容器に移してしゃもじで広げ、熱々のうちによく混ぜ合わせたすし酢を回しかける。切るように混ぜ、途中Aも加えて混ぜ合わせる。
まぐろのづけの汁気を適度にきって粗熱の取れた2の上に広げ、手でよくなじむように混ぜ合わせる。
バットに残った漬け汁を適量すし飯に回しかける。
みょうがは薄い輪切りにし、青じそは手で小さめにちぎる。器に4を盛って薬味、もみのり、胡麻を散らす。
季節を料理だけでなく、生活にも取り入れながら暮らす料理研究家。大人気の料理教室「日々の飯事」を主宰。母になってからは、日々成長する子供にも季節を映すようになったとか。子育てしていても食に対する想いは増すばかり、と女友達のバックアップを受けながら、親子での台湾「食」の旅を敢行。初夏には、1人メンバーが増えた喜びを噛みしめながら親子3人でバスク地方に出かけ、たくさんの収穫を得て帰国。
構成:中村裕子 写真:野口健志
※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。