夏野菜を食卓に!
発酵の旨味と旬の食材のかけ算"ピーマンといかの豆豉(トウチ)炒め"

発酵の旨味と旬の食材のかけ算"ピーマンといかの豆豉(トウチ)炒め"

発酵の旨味で味に奥深さを出した夏にぴったりの炒め物です。いかとピーマンの食感が心地よい一皿です。植松良枝さんが主宰する料理教室で登場する季節ごとに食べたい、つくりたい料理のレシピをご紹介します。ぜひ、つくってみて季節のおいしさを味わってみてください!

“ピーマンといかの豆豉(トウチ)炒め”のつくり方

夏が旬の緑濃いピーマンが主役です。
中国の発酵食品の豆豉を使うと深い味わいになるのでぜひ、試してみてください。するめいかは炒めすぎるとかたくなってしまうので、手早く炒め合わせるのがポイントです。

材料材料 (2~3人分)

するめいか2はい
ピーマン5~6個
にんにく1~2片分(つぶす)
大さじ1強(くせのないもの)
豆豉大さじ1
醤油大さじ1~1と1/2

1いかの下ごしらえ

いかは胴から足を抜き、ワタとスミ袋、軟骨をはずして水で洗い、皮つきのまま胴は幅1cm程度の輪切りにする。エンペラは細切りにし、足は吸盤を取り除いて2本ずつ切り分ける。

2ピーマンの下ごしらえ

ピーマンは縦半分に切ってからへたと種を取り除き、食べやすい大きさに手でちぎる。

ピーマンの下ごしらえ
ピーマンは手で大ぶりにちぎります。こうすると調味料がよくからまり、ピーマンの存在感たっぷりに。

3いかを炒める

中華鍋またはフライパンににんにくと油を入れて中火にかける。にんにくが色づいてきたら豆豉を加え、ヘラで適当につぶしてなじませ、いかを加えて強火にし、2分ほど炒める。

4ピーマンを加える

いかの皮の色が鮮やかになってきたらピーマンを加えて1~2分炒め合わせ、醤油を回しかけて全体を混ぜる。

ピーマンを加える
豆豉の原料は黒大豆。塩気が強く、発酵食品独特の旨味があります。麻婆豆腐をはじめ、料理に加えるとぐんと味が深まります。

教える人

植松良枝 料理研究家

植松良枝 料理研究家

季節を料理だけでなく、生活にも取り入れながら暮らす料理研究家。大人気の料理教室「日々の飯事」を主宰。母になってからは、日々成長する子供にも季節を映すようになったとか。子育てしていても食に対する想いは増すばかり、と女友達のバックアップを受けながら、親子での台湾「食」の旅を敢行。初夏には、1人メンバーが増えた喜びを噛みしめながら親子3人でバスク地方に出かけ、たくさんの収穫を得て帰国。

構成:中村裕子 写真:野口健志

※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu「夏の台所。」
四季dancyu「夏の台所。」
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833477925
2019年06月13日発売 / 1,100円(税込)
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中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。