平野由希子さんのワインに合うタルティーヌ
アンチョビの塩気がワインを呼ぶ"アンチョビバターのタルティーヌ"

アンチョビの塩気がワインを呼ぶ"アンチョビバターのタルティーヌ"

おいしいものとおいしいものを組み合わせて、凄くおいしいものをつくるという単純明快な一品!タルティーヌとは、スライスしたパンに食材をのせたフランス式のオープンサンドだ。人気料理研究家の平野由希子さんが教えてくれたのは、ワインと楽しみたいさまざまなタルティーヌ。ぜひつくってみてください。

“アンチョビバターのタルティーヌ”のつくり方

バターとアンチョビだけの究極のおいしさ!これぞ“ザ・タルティーヌ”。バターとアンチョビは少し奮発したものを。シンプルなだけに素材勝負。

タルティーヌ向きのパン

バゲットやカンパーニュなど、しっかりめのパンがおすすめ。やわらかなパンはトーストして使用しても。切り方を変えるだけでも印象が変わる。

バゲットやカンパーニュ

材料材料 (2~3人分)

パン・ド・カンパーニュ2~3枚(幅1cmにスライスしたもの)
バター適量(食塩不使用)
アンチョビフィレ2~3枚
ラディッシュ2~3本(葉付き)

1バターを塗る

パンにバターをたっぷりとのせる。

2アンチョビをのせる

アンチョビフィレをそのままのせ、ラディッシュを添える。

完成

教える人

平野由希子さん 料理家

平野由希子さん 料理家

フレンチをベースに、ワインをはじめとするお酒とのペアリングのレシピを多岐にわたって提案している。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。料理教室「cuisine et vin」主宰。「ル・クルーゼ」シリーズなど著書多数。

文:瀬川慧 写真:公文美和

※この記事は技あり!dancyu「パン」に掲載したものです。

技あり!dancyu パン
技あり!dancyu パン
A4変型 判( 104 頁)
ISBN: 9784833480192
2021年04月30日発売 / 880円(税込)
瀬川 慧

瀬川 慧 (ライター)

得意分野は料理、ワイン、食文化、旅、歴史など。単行本の企画、編集、執筆に『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、『野﨑洋光の野菜料理帳』『里山に生きる「土樂」の食と暮らし』『懐石小室に教わる 一生ものの和のおかず』(家の光協会)、『和食神髄 小室光博』、『「すし」神髄 杉田孝明』(プレジデント社)などがある。