ワインに合う夜のチーズつまみ
ほのかな酸味が生きた"キャベツのフェタチーズ和え"

ほのかな酸味が生きた"キャベツのフェタチーズ和え"

フェタチーズは、羊やヤギのミルクからつくるチーズで、ほのかな酸味と塩味が特徴です。さらに独特の風味もあり、大人味のコールスローのように仕上がります。ワインにとってチーズは最高の供。そのまま皿に盛るだけでもいいけれど、それでは何だか寂しい夜も。いつものチーズに手を加えて、家飲みがますます楽しくなる珠玉のおつまみレシピをご紹介!

“キャベツのフェタチーズ和え”のつくり方

ほのかな酸味と塩気のあるフェタチーズが、瑞々しいキャベツの甘味を引き立てる。シャキシャキのキャベツに、カリカリしたクルミが合わさって、リズミカルな噛み心地。

フェタチーズ

材料材料 (4人分)

フェタチーズ80g
キャベツ4枚分(130g)
クルミ30g
クルミオイル大さじ1(オリーブオイルでも可)
オリーブオイル適量
黒胡椒適量

1下ごしらえ

キャベツは8mm幅の細切りにして、ボウルに入れる。胡桃オイルを加えて混ぜ、キャベツにオイルをまとわせる。

2具材を炒める

フェタチーズを指で崩しながら加えたら、力を入れずに指先で優しくもみ込むように混ぜ合わせる。胡桃は手で砕いて加える。

3仕上げ

器に盛り、オリーブオイルと黒胡椒をかける。

完成

教える人

阿部剛さん「ビーノ」オーナーシェフ

阿部剛さん

「ビーノ」(現在は閉店)のシェフ。2009年ワインに合う惣菜店を開いた後、2012年ワインと野菜料理とパンが楽しめるワインバーにリニューアル。2021年からは店舗での営業はせず、満月の日に「出張満月ワインバー」としてあらゆるところで活動をしている。

文:安井洋子 写真:日置武晴

※この記事はdancyu2013年12月号に掲載したものです。

安井 洋子

安井 洋子

九十九里生まれ。東京に住んでみたけれど、海が恋しくなって葉山に移住。雑誌やウェブに食まわりの記事を執筆する。息抜きは、ナチュラルワイン好きの聖地・鎌倉でのひとり飲み。