骨太サバ缶おかず
暑い日にぴったりの清涼感たっぷりの一皿"サバのエスニックライス"

暑い日にぴったりの清涼感たっぷりの一皿"サバのエスニックライス"

味つけサバに少量のナムプラーを加えるだけで一気にタイ風に。香菜とミントを添えて、爽やかに仕上げました。全体を混ぜて召し上がってください。材料に表記した醤油味、味噌味の使い分けは目安にして、臨機応変、お好きな味つきサバ缶を自由に使ってつくってみてください!

“サバのエスニックライス”のつくり方

香菜とミントはエスニック料理には欠かせない。蒸し暑い国ならではの清涼感。ご飯にもよく合うので、ぜひチャレンジしよう。

材料材料 (2人分)

サバ缶(味噌味)1缶(190g)
温かいご飯適量
もやし100g
少々(もやし用)
少々(もやし用)
にんじん1/2本
レタス1/4個
きゅうり1/2本
香菜1束
ミント適量
にんにく1片分(薄切り)
ピッキーヌ*6本
胡麻油大さじ1
大さじ1
ナムプラー大さじ1/2
白煎り胡麻少々
ピーナッツ大さじ2

*タイの唐辛子。なければ赤唐辛子適量で代用。

1にんにくを炒める

小鍋に胡麻油、にんにくを入れて弱火にかけ、にんにくがカリカリになったら取り出し、サバ缶を缶汁ごと加える。

2煮る

サバをほぐしながら混ぜ、ピッキーヌ、酒、ナムプラーを加え、蓋をして弱火で3分ほど煮る。

3もやしをゆでる

もやしはできればひげ根を取って洗い、塩、酢を入れた熱湯で30秒ほどゆでてザルにあげる。

4野菜をカットする

にんじんは皮をむいて野菜スライサーで短めのせん切りにする。レタスは太めのせん切りに、きゅうりは薄い輪切りにする。香菜は幅2cmに切る。ピーナッツはキッチンペーパーの上で粗く刻む。

5仕上げ

器の中心に温かいご飯を盛ってのサバをのせ、にんにくを散らし、周りに野菜、ミントを盛って胡麻、ピーナッツをふる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は「技あり!dancyu缶詰」に掲載したものです。

技あり!dancyu缶詰
技あり!dancyu缶詰
A4変型 判( 112 頁)
ISBN: 9784833479189
2020年10月13日発売 / 880円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。