挽き肉の代わりに味つけサバを利用。具として、そして調味料としてサバ缶が大活躍してくれます。豆腐との組み合わせもバッチリで、ミニトマトの彩りとほのかな酸味が、料理をグレードアップさせます。材料に表記した醤油味、味噌味の使い分けは目安にして、臨機応変、お好きな味つきサバ缶を自由に使ってつくってみてください!
ねぎ&にんにくのベースに、味つけサバを投入。豆板醤で味にエッジをきかせる。たったそれだけなのに、ちゃんと中華の定番料理に早変わり。ほかほかご飯にのせてもグッド。
サバ缶(醤油味) | 1缶(190g) |
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絹ごし豆腐 | 1丁(300g) |
ミニトマト | 6個 |
長ねぎ | 大さじ3(みじん切り) |
にんにく | 小さじ1(みじん切り) |
サラダ油 | 大さじ1 |
豆板醤 | 小さじ1/2~1 |
酒 | 大さじ1 |
水 | 1/3カップ |
★ 水溶き片栗粉 | (混ぜ合わせる) |
・ 片栗粉 | 大さじ1と1/2 |
・ 水 | 大さじ3 |
胡麻油 | 小さじ1 |
豆腐は厚さを半分に切り、2cm角に切り、そのまま10分ほどおいて水気をきる。ミニトマトはへたを取る。
中華鍋にサラダ油を低温に熱し、ねぎ、にんにくを入れて香りよく炒め、サバの身を加えて少しくずしながら炒める。
豆板醤を加えて炒め、香りが出たら酒をふり入れ、缶汁、水を加える。中火にして煮立ってきたら、弱火で3分ほど煮る。
豆腐、トマトを入れて2~3分、温まる程度煮て水溶き片栗粉を加え、全体を混ぜてとろみをつけ、仕上げに胡麻油を回しかける。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
※この記事は「技あり!dancyu缶詰」に掲載したものです。