冬になると脂がたっぷりのるぶりは、しゃぶしゃぶにして大根おろしとさっぱり食べると美味。せっかく魚がおいしい冬だからこその魚の定番メニューを重信初江さんに習いました。
最近、知名度のあるぶりしゃぶですが、意外にまだ家でやったことがない人も多いのでは。万人受けする家庭向けの鍋ですが、大根おろしがあるとよりおいしく食べられるのでぜひ用意して。
ぶり | 250g(刺し身用、サク) |
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椎茸 | 4~5個 |
水菜 | 100g |
にんじん | 1本 |
大根 | 300g |
ぽん酢 | 適量 |
七味唐辛子 | 適量 |
A | |
・ 水 | 3カップ |
・ 酒 | 1/2カップ |
・ 昆布 | 1枚(10×10cm程度) |
Aをすべて鍋に入れて、15分ほどおいておく。
ぶりは熱を通しやすい厚さ(5~6mm)に切る。大根は皮をむき、おろしたらザルにあげて水気をきっておく。
椎茸は、石突きを取って半分に切る。水菜は長さ7~8cm、にんじんは皮をむいて長めの短冊に切る。
1を中火にかけて煮立てる。温まったら2、3をお好みで火を通し、大根おろしとぽん酢、七味でいただく。
調理師専門学校の助手、料理研究家のアシスタントを経て、独立。おなじみの家庭料理から、旅行先で覚えた海外の味まで手がける実力派で、再現性の高い確かなレシピが人気。『味つけご飯とおみおつけ』(東京書籍)など著書多数。晩酌は欠かさない酒好きで、手軽なつまみレシピは得意分野のひとつ。
文:椙下晴子 写真:鈴木泰介
※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。