ベースの酒粕豆乳味噌味に、カレー味のつくねが加わることで全く違った味わいに。魚と肉のダブルスープで、最後まで飲み干したいスープになりますよ!冬場は週に1度程度、鍋料理をする家庭も多いのではないでしょうか?登場回数の多い鍋料理を、最後まで美味しく楽しく食べられる方法を料理研究家の重信初江さんに習いました。つけダレのレパートリーや、味変具材を足していつもの鍋をグレードアップしましょう!
酒粕と味噌は両方とも体を温めてくれるので、特に寒い日、温まりたいときにおすすめです。鮭と野菜で十分おいしくいただけますが、そこにつくねが入るとなんとも豪華な鍋に。
甘塩鮭 | 2切れ |
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鶏挽き肉 | 300g |
A | |
・ 玉ねぎ | 1/4個分(みじん切り) |
・ 片栗粉 | 大さじ2 |
・ 酒 | 大さじ2 |
・ カレー粉 | 小さじ1 |
・ 塩 | 小さじ1/3 |
ごぼう | 60g |
白菜 | 300g |
春菊 | 100g |
B | |
・ 酒粕 | 80g |
・ 味噌 | 大さじ3 |
・ 塩 | 小さじ1/4 |
C | |
・ だし | 1と1/2カップ |
・ 豆乳 | 2カップ |
鮭は一口大に切る。ごぼうは皮をこそげてささがきにする。白菜と春菊は食べやすくざく切りに。
ボウルに挽き肉を入れ、Aと混ぜ合わせておく。
別のボウルにBを混ぜる。すべてが混ざり合うようにしっかりと。
3にCを少しずつ入れて混ぜたら、鍋に移す。
鍋を火にかけて、春菊以外の1を入れ、火が通るまで3~4分煮る。鮭に火が通ったら春菊を入れ食べる。
途中で2のカレーつくねのたねをスプーンなどで一口大に落とし入れ、3分ほど加熱して火が通ったら食べる。
ラーメンをゆでて水気をきり、煮汁に入れて軽く煮ていただく。甘味とコクのある味噌ラーメンのようで、食べすぎてしまいそう。
調理師専門学校の助手、料理研究家のアシスタントを経て、独立。おなじみの家庭料理から、旅行先で覚えた海外の味まで手がける実力派で、再現性の高い確かなレシピが人気。『味つけご飯とおみおつけ』(東京書籍)など著書多数。旅行好きで国内はもとより韓国、台湾など旅先で出合った味をアレンジしたレシピも得意。
文:椙下晴子 写真:鈴木泰介
※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。