トマトベースの鍋にアボカドも入った濃厚な鍋です。チーズを入れたりペンネで締めたり、楽しみが広がるアレンジ鍋です!冬場は週に1度程度、鍋料理をする家庭も多いのではないでしょうか?登場回数の多い鍋料理を、最後まで美味しく楽しく食べられる方法を料理研究家の重信初江さんに習いました。つけダレのレパートリーや、味変具材を足していつもの鍋をグレードアップしましょう!
具材も味つけもエスニック!トマトやアボカドが煮詰まってくるとよりコクが出てきてお酒がすすみます。そんなに辛い味つけではありませんが、ハリッサに少し辛味があるのでお好みで加減しましょう。
豚肉 | 250g(こま切れ) |
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玉ねぎ | 1個(200g) |
アボカド | 1個(かためのもの) |
コーン | 100g(缶詰など) |
ミックスビーンズ | 100g |
A | |
・ カットトマト缶 | 1缶(400g) |
・ 水 | 2カップ |
・ ハリッサ | 大さじ1程度 |
・ 塩 | 小さじ1 |
・ 黒胡椒 | 少々 |
カマンベールチーズ | 1個 |
玉ねぎを1.5cm角に切る。
鍋に、Aを入れて煮立たせたら1を入れる。
豚肉と2cm角に切ったアボカド、コーン、ミックスビーンズを2に入れて火が通るまで3~4分煮て食べる。
カマンベールチーズを丸ごと入れて、溶かしながら食べる。クリーミーな風味が加わって、また違う雰囲気に。お酒のアテとしても楽しめるます。
ペンネをお好みの量ゆでて、残った汁に入れて軽く煮る。旨味を吸った汁がリッチなパスタソースに。少し煮詰めてから加えるとより本格的。
調理師専門学校の助手、料理研究家のアシスタントを経て、独立。おなじみの家庭料理から、旅行先で覚えた海外の味まで手がける実力派で、再現性の高い確かなレシピが人気。『味つけご飯とおみおつけ』(東京書籍)など著書多数。旅行好きで国内はもとより韓国、台湾など旅先で出合った味をアレンジしたレシピも得意。
文:椙下晴子 写真:鈴木泰介
※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。