「焼き」の基本が身につくレシピ
ふっくらアスパラが楽しめる"肉巻きアスパラのテリ焼き"

ふっくらアスパラが楽しめる"肉巻きアスパラのテリ焼き"

豚バラに包むことで、アスパラがふっくらジューシーに仕上がります。見た目の迫力もあるので、食卓を彩る一品にどうぞ。「焼き」は基本的な調理法ですが、基本だからこそ奥深く大切です。そんな「焼き」が身につくレシピをご覧ください!

肉巻きアスパラのテリ焼きのつくり方

甘味控えめ、胡椒をきかせたすっきりした味に仕立てました。豚バラ肉の甘味、アスパラの甘味がお互いに引き立て合います。アスパラはなるべく太いものを選んでつくると迫力が出て美味。

材料材料 (2人分)

グリーンアスパラガス6本(太めのもの)
豚バラ肉12枚(薄切り、長いもの)
少々
胡椒適量
サラダ油少々
大さじ2
調味料(混ぜ合わせる)
・ 醤油大さじ2
・ みりん大さじ2

1アスパラガスの下準備

アスパラガスは根元を3~4mm切り落とし、長さの1/2~2/3までピーラーで皮をむく。

アスパラガスの下準備

2肉の下準備

まな板に豚肉を並べて両面に塩、胡椒少々をふる。

肉の下準備

3巻く

アスパラ1本に豚肉2枚を巻いていく。

巻く

4焼く

フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、肉巻きアスパラを並べて入れる。フライパンより小さめの蓋などをのせ、中火で3分ほど焼いて焼き色をつける。裏に返して同様に焼く。

焼く
焼く

7テリ焼きにする

酒をふり入れて調味料を加え、胡椒少々をふる。スプーンで焼き汁をかけ、フライパンを揺すりながら全体にからめる。

テリ焼きにする
テリ焼きにする
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくる料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。「スーパーでおいしそうなお肉を見ると、つい買ってしまいます。シンプルに塩と胡椒で焼いて食べるのが好き」と日々、フライパン焼きを実践。火加減や焼き時間、蓋をするしない、などちょっとしたコツをおさえれば、カリッとジューシーに仕上げられると、太鼓判を押す。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

この記事は「手ほどきdancyu!基本の焼」に掲載したものです。

手ほどきdancyu!基本の焼
手ほどきdancyu!基本の焼
A4変型 判( 80 頁)
2020年12月21日発売 / 770円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。