豚バラに包むことで、アスパラがふっくらジューシーに仕上がります。見た目の迫力もあるので、食卓を彩る一品にどうぞ。「焼き」は基本的な調理法ですが、基本だからこそ奥深く大切です。そんな「焼き」が身につくレシピをご覧ください!
甘味控えめ、胡椒をきかせたすっきりした味に仕立てました。豚バラ肉の甘味、アスパラの甘味がお互いに引き立て合います。アスパラはなるべく太いものを選んでつくると迫力が出て美味。
グリーンアスパラガス | 6本(太めのもの) |
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豚バラ肉 | 12枚(薄切り、長いもの) |
塩 | 少々 |
胡椒 | 適量 |
サラダ油 | 少々 |
酒 | 大さじ2 |
調味料 | (混ぜ合わせる) |
・ 醤油 | 大さじ2 |
・ みりん | 大さじ2 |
アスパラガスは根元を3~4mm切り落とし、長さの1/2~2/3までピーラーで皮をむく。
まな板に豚肉を並べて両面に塩、胡椒少々をふる。
アスパラ1本に豚肉2枚を巻いていく。
フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、肉巻きアスパラを並べて入れる。フライパンより小さめの蓋などをのせ、中火で3分ほど焼いて焼き色をつける。裏に返して同様に焼く。
酒をふり入れて調味料を加え、胡椒少々をふる。スプーンで焼き汁をかけ、フライパンを揺すりながら全体にからめる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくる料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。「スーパーでおいしそうなお肉を見ると、つい買ってしまいます。シンプルに塩と胡椒で焼いて食べるのが好き」と日々、フライパン焼きを実践。火加減や焼き時間、蓋をするしない、などちょっとしたコツをおさえれば、カリッとジューシーに仕上げられると、太鼓判を押す。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
この記事は「手ほどきdancyu!基本の焼」に掲載したものです。